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豊田合成のCSR

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環境保全と自然共生社会の構築

環境保全に努めるとともに、自然保護や生物多様性の重要性を認識し、自然共生社会の構築に取り組んでいます。

環境負荷物質の管理・低減

製品含有化学物質の管理強化

欧州REACH規則※1をはじめ、環境負荷物質に対する規制は年々厳しさを増しています。新たに規制を設ける国や地域も増えており、自動車メーカーの自主規制も強化されつつあります。

豊田合成(株)は、国内外の法規制物質や自動車メーカーの自主規制物質、当社独自の規制物質を合わせた約5,500物質を対象に、化学物質管理を行っています。

2016年度は2019年の欧州REACH規則、EU RoHS指令の動向を見据え、規制改正後、速やかに対応できるようにしています。さらに各国自動車メーカーからの要求に対応するため、化学物質管理の専門チームを組織し、化学物質をグローバルで一括管理するため、仕組みの構築とシステム開発を行い日本、中国、タイ、ベトナム、インドネシアで活用しています。今後も未展開拠点へ順次導入していきます。

  • ※1 化学物質とその安全な使用・取扱・用途に関する法律
■各地域の化学物質規制
各地域の化学物質規制
  • ※2 自動車用部品・材料などに含まれる環境負荷物質の使用制限指令
  • ※3 ELVの付属書
  • ※4 電気・電子機器に含まれる特定有害物質の使用制限指令
  • ※5 高懸念物質
生産工程における環境負荷物質の低減

生産工程では、塗料や離型剤の水系化、塗装工程のコンパクト化、塗着効率の向上、LEDチップのサファイヤ研磨後の洗浄で使用していたアセトンの廃止などを行い、PRTR※6対象物質やVOC※7を低減しています。また工場でのVOC低減事例を現地・現物で情報共有し、低減活動を推進していきます。

  • ※6 環境汚染物質排出・移動登録制度(Pollutant Release and Transfer Register)
  • ※7 揮発性有機化合物(Volatile Organic Compounds)

売上高当りVOC排出量 低減率 2016年度(2012年度比)

  • 国内連結20%減
  • 豊田合成(株)7%減

■PRTR対象物質の排出・移動状況

PRTR対象物質の排出・移動状況
■VOC排出量・売上高当りVOC排出量(指数)※8

国内連結

国内連結

豊田合成(株)

豊田合成(株)
  • ※8 売上高当り排出量(指数)は2012年度を100とした数値

地域とつなぐ自然共生活動の推進

「工場の森づくり」を世界各地で実施

2009年から「工場の森づくり」を続け、自然と共生できる環境を地域とともにつくっています。工場の森づくりでは、地域の環境に適した多種の木々を高い密度で混ぜて植えます。競い合って成長し、やがて自然災害などに強い「本物の森」となります。植樹会には従業員・家族・地域の方々に参加いただき、参加者が一体となれるような工夫をこらしたイベントも行っています。植樹後には従業員が草取りを行いながら、木の成長を観察記録し、管理を続けています。また、社内でドングリから苗木を育て、植樹会で活用しています。2016年度はTGミント(株)、西溝口工場で植樹し、8年間で25拠点に約29万本を植樹しました。

植樹本数(累計)(2009年~2016年)

  • 約29万本
工場の森づくり

■生育状況

  • 生育状況平和町工場/日本
    2009年11月植樹
  • 生育状況平和町工場/日本
    2016年5月植樹

■植樹会

  • 植樹会TGミント(株)/カナダ
    2016年9月植樹
  • 植樹会西溝口工場/日本
    2016年5月植樹
平和町工場の調整池を活用したビオトープ化

「身近な自然や、地域に生息する生き物を守り、生態系をよみがえらせる活動を通じて環境意識を高めてもらいたい」との考えから、2014年度、美和技術センターの緑地帯の一角にビオトープの池を設置しました。2015年度、豊田合成グループは、自然共生活動を行っていく上で重要となる生物多様性ガイドラインを策定。トヨタグループや行政・NPO団体と連携し、活動を推進しています。その活動の1つとして、工場の調整池を活用したビオトープ作りを行います。平和町工場周辺の生態系調査からビオトープ化を検討し、最終的な目標は他社・他工場への横展を視野に入れています。

2016年度は事前整備として、現状の調整池を活かし、外来植物の駆除と外来種の繁殖を抑制するためにフジバカマなどを育成。今後は生物調査や周辺整備などを行っていく予定です。これらの活動はオールトヨタ、尾張西部生態系ネットワーク協議会※9と連携して推進していきます。

  • ※9 愛知県下に9つある協議会のひとつで、2016年11月に設立。尾張西部地域のNPO法人、学校法人など45団体で構成され、尾張西部地域の生態系ネットワークの形成活動を行っている
  • 外来植物のみ除法外来植物のみ除法
  • 浚渫(しゅんせつ)後の水路浚渫(しゅんせつ)後の水路
完成予想図