TOYODA GOSEI

お問い合わせ

ニュース / お知らせ

  • HOME>
  • ニュース/お知らせ>
  • 2021年>
  • ボールウェーブ社および東北大学と連携し空気中の新型コロナウイルスを検知するセンサの開発を目指す

ボールウェーブ社および東北大学と連携し空気中の新型コロナウイルスを検知するセンサの開発を目指す

2021年09月24日

豊田合成株式会社(本社:愛知県清須市、社長:小山享)は、ボールウェーブ株式会社※1(本社:仙台市、社長:赤尾慎吾)、国立大学法人東北大学大学院医学系研究科(以下、東北大学)と連携し、空気中の新型コロナウイルスを検知するセンサの開発を目指します。

このウイルスセンサは、空気などの気体に含まれる様々な物質をナノレベルで瞬時に検知できるボールウェーブ社の独自技術(ボールSAWセンサ※2)と、当社が自動車部品の表面処理で培った材料技術と、東北大学の呼気中のウイルスなどを検出する呼気オミックス※3の知見を組み合わせることで、人の会話や咳により放出された微細な粒子(エアロゾル)に含まれるウイルスを捕捉、短時間での直接検知が可能となります。このたび、エアロゾル中の新型コロナウイルス由来のタンパク質を1分以内に捉えることに成功しました。今後も、センサの早期実用化に向け開発を推進します。

このウイルスセンサにより、病院や公共交通機関、イベント会場など幅広いシーンで、新型コロナウイルスのモニターが可能になると期待されます。将来的には、新型コロナウイルスの除菌に有効な当社のUV-C(深紫外線)LED技術との連携も視野に開発を進めていきます。

※1 当社が2020年11月にベンチャー投資の専門組織を通じて出資した、東北大学発のスタートアップ企業。

※2 弾性表面波(Surface Acoustic Wave)と呼ばれる超音波が球面を周回する物理現象(東北大学が発見)を用いた化学センサ。
検知対象の物質が感応膜に付着すると超音波が変化する。

※3 被験者の呼気を採取し、エアロゾル中のウイルスのタンパク質・遺伝情報と同時に炎症メディエータやエネルギー代謝物を効率良く、かつ安全に回収し、ロボットにより全自動で高速・超高感度の解析を行う方法。
東北大学大学院医学系研究科の赤池教授らによって開発された。

開発中のウイルスセンサ

活用が期待されるシーン