お宝拝見

鈴木さんは、サーカスが大好きな少年でした。関心は今でも変わらぬようです。
昭和55(1980)年、シカゴの事務所へ単身赴任中、休日にガレージセールを見物に行かれた折に、たちまちこの油絵に目を惹きつけられました。ガレージセールは、引越し前に持ち物を車庫に並べて売る、アメリカの慣習ですが、一見してピエロの哀愁に満ちた表情に引き寄せられ、20ドルで購入されたとのこと。

鈴木定夫さんのアメリカ土産

《ピエロの油絵》

メキシコ人の画家・DURANDOの作で、輪郭線を油絵の具のチューブから直接画布に盛り上げて描いています。いわゆる「ぶっかき画法」ですが、あたかもステンドグラスのような味わいが個性的かつ特徴的で、気に入られています。

ピエロの油絵
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