お宝拝見

お手元にある貴重な品々、それにまつわるエピソードなどをご披露頂くコーナーです。
まず第一回として宗像道久さん(87年度入会)のコレクションから「浮世絵」と「青磁の坐像」をご披露頂くことにしました。ほかにも多数の逸品をお持ちですので、以降のご公開にもご期待を願います。

宗像道久さんの古美術コレクション

■《広重の浮世絵》と宗像さん

宗像さんは、元々わが国の伝統美術や工芸などに興味を抱かれていましたが、とりわけ「浮世絵」に惹かれるようになられたのは30数年ほど以前とのこと。 浮世絵は、広重など〝元絵〟の作者の人並み外れた画才に加えて、彫り師や 刷り師の高度な技量、そのうえ世界的にも比類のみられぬ和紙の利点が理想的にあい重なった至高の芸術品・・との実感を持たれて以来、ごく稀にしか接触できない情報や手づるを求めて東へ西へと足を運ばれ、数十点にものぼる品々を集めてこられたものです。 「浮世絵は、当時の庶民を旅へといざない、現実的な夢を与えて、見知らぬ土地への憧れを誘う役目を果たしたのではあるまいか」とも語られています。

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皆様からのご投稿を歓迎いたします。あるいは、 取材をさせて頂きますので、ご応募よろしくお願いいたします。 自ら「お宝」との意識をお持ちであるならモノは問いませんので、 分野にこだわらずご紹介を頂きますようご連絡をお待ちしています。

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