お宝拝見
お手元にある貴重な品々、それにまつわるエピソードなどをご披露頂くコーナーです。
まず第一回として宗像道久さん(87年度入会)のコレクションから「浮世絵」と「青磁の坐像」をご披露頂くことにしました。ほかにも多数の逸品をお持ちですので、以降のご公開にもご期待を願います。
中道一位さんの浪花節コレクション
中道さんは〝浪花節コレクター〟として国内三指に数えられる存在。30年以上にわたって蒐集されてきたレコードは、現在1万点を超えております。レコード以外にも、浪花節の歴史や流派の変遷などの資料も幅広く所蔵され、その目的で建てられた別棟に整理・収納されていますが、今なお「今後蒐集したいレコード」をリストアップされるなど、まさに筋金入りのコレクターです。
ご自慢の「浪花節ワールド」をお尋ねしました。左右の壁面沿いはもとより 天井に至るまで、丹念に見出しを付されたSPレコードやテープカセット、歴史的にも貴重な資料や名演の収録全集などなどが収納されており、壮観でした。 浪花節がお好きであったお父上の影響を受けられたとはいえ、コレクションはご本人一代のライフワークで、30年余も人並み外れた熱情を注いでこられました。今や、各地の愛好家やマスコミ筋にもその名を知られる中道さんですが、ご趣味に対する奥様やご家族の「支持率」は案外に低空飛行?の様子です。
レコードのコレクションが一杯 |
自ら録音・表装されたカセットケース |
ご秘蔵のレコード盤(初代東屋楽遊改め |
番付表も系統的に蒐集(大正6年の番付) |
ずらりと並べられたSPレコード |
天井にまで収集品が・・・ |
浪花節コレクターの表札 |
今後の蒐集予定を含めたコレクションリスト |
≪多くの貴重なコレクションから一例としてご披露頂いた品々です≫
大阪浪曲親友協会公認系図(昭和29年8月) |
京山愛子の台本・赤垣源蔵 |
初代浪花亭愛造 銅島絡動浪花節の
初レコーディング(明治36年)