お宝拝見

お手元にある貴重な品々、それにまつわるエピソードなどをご披露頂くコーナーです。
まず第一回として宗像道久さん(87年度入会)のコレクションから「浮世絵」と「青磁の坐像」をご披露頂くことにしました。ほかにも多数の逸品をお持ちですので、以降のご公開にもご期待を願います。

金山雅昭さんの酒器コレクション

金山さんよりご披露の「お宝」は、モロミや麦芽の芳醇とした香りが画面からも匂い出てくるようなイメージのコレクションです。

≪ぐい呑み≫

金山さんの酒好きを知らぬ輩はモグリに等しく、〝コメのメシは酒のオカズ〟に過ぎないようです。酒なら目がない、かと思えば「日本の風土・気候は洋酒より日本酒向き」と明言、「コップ酒よりぐい呑みに勝るものなし」との主張の持ち主でもあります。ご紹介するコレクションもそうした趣向に添ったものです。 ある時ある画廊から〝史上初〟と銘打ったコレクションの案内があり、それに応じて47点からなるセットを迷わず購入されたもの。写真はその一部です。
*(奥様には内緒にされていた)費用を明かして貰いました。<杯代>310,200円 + <根来塗・箱櫃>38,000円 =348,200円

ぐい呑み

≪ビールジョッキ「ビアーマグ」≫

20代半ばの頃、10歳以上も年長の知人と新幹線の食堂で、初めて黒ビールを味わい、明治の文明開化とのゆかりを耳にしたのがそもそものきっかけとのこと。のちに調べて、往時、約130ものビール会社があったのを知り、半田市の名門「盛田家」でもビールを生産していたことも判ってさらに興味が高まりました。(昨年「カブとビール」という銘柄の地ビールとして復活しています)「ビアーマグ」収集のきっかけは、友人からの情報と勧めで、古く懐かしい銘柄のラベルのついたジョッキが売り出されるのを知り、収集されたものです。

ビールジョッキ「ビアーマグ」

皆様からのご投稿を歓迎いたします。あるいは、 取材をさせて頂きますので、ご応募よろしくお願いいたします。 自ら「お宝」との意識をお持ちであるならモノは問いませんので、 分野にこだわらずご紹介を頂きますようご連絡をお待ちしています。

目次に戻る>>