俳句同好会 はるひ2019.06 通刊44号
2019年6月 メンバー新作
1.<課題句>=「雨蛙」(青蛙、夏蛙、枝蛙・・)
伊藤 昭徳 | ![]() |
蔭山 政江 | ![]() |
鈴木 定夫 | ![]() |
堰本 敏雄 | ![]() |
瀧本 憲宏 | ![]() |
野口 正子 | ![]() |
宮川久美子 | ![]() |
村椿トミ子 | ![]() |
山根 円蔵 | ![]() |
吉川 正男 | ![]() |
吉弘カスミ | ![]() |

2.<自由句>
伊藤 昭徳 |
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蔭山 政江 |
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鈴木 定夫 |
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堰本 敏雄 |
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瀧本 憲宏 |
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野口 正子 |
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宮川久美子 |
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村椿トミ子 |
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山根 円蔵 |
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吉川 正男 |
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吉弘カスミ |
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3.お知らせ
次・7月号の課題は―― 蛍(ほたる、初蛍、源氏蛍、平家蛍、蛍合戦、流蛍)です。傍題はお手元の歳時記による。・・締め切りは、6月17日です。
お世話役のつれづれメモより
- 万足平の猪垣:愛知県指定文化財
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煙浪の<鹿垣>の句碑を観たのち〝小休止〟にと、付近の喫茶店へ立ち寄った。幸い、地元の人たちと思われる先客がいたので「今でも鹿や猪などが人里へ現れますか?」と尋ねたところ「電気柵が出来たお蔭で被害はなくなりましたが、山には沢山いますよ。友達から柵で仕留めた猪肉を時々貰っております」との話であった。そして、「もう少しこの道を山へ進むと『万足平の猪垣』と呼ぶ、愛知県文化財に指定された江戸時代の石垣がありますよ」――と教えてくれたので、勇躍めざして歩いて行った。
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同『猪垣』にまつわるゆかりと歴史
地元の農民は文化2(1805)年と天保3(1832)年の2回にわたって幕府に納める上納米の捻出や、作物を食い荒らす鹿や猪の出没に悩まされていた。そのため、底幅1m×高さ2m×上面積0.6mの石垣を建設した。(612mもの長さに及んでいる)
額田町全域では60kmにも及ぶと言われる。=全国的にも比類が見られない=
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万足平の「三つ石」
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額田町の万足平は、南下する武田勢を德川勢が喰い止めた、戦国時代の古戦場である。天正元年(1573)年12月、額田の東北にある作手・亀山城主の奥平貞能は、武田方から離反して德川方の拠点であった――額田・宮崎の<滝山城>に陣取った。
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武田方はそれを見てすぐ、軍勢5千が万足平に攻め込んできたものの、德川方の援軍に
包囲され劣勢に陥り、多くの戦死者を残して退却して行った・・と伝えられている。
←③「三つ石」の碑は戦死者を弔うため、武田家により三カ所に建てられたと言われる。近辺の住民は〝三つ石に触れると祟りがある〟と言い習わしてその地を動かさなかったが、昭和になって圃場整備の必要性が再認識されるに至って現在地に移されたとされている。
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令和の付け句
鈴木定夫 〒444-0113 額田郡幸田町菱池農基17-1