ウォーキング同好会

豊田合成(株)のルーツを訪ねて

 2019年5月30日(木)豊田合成(株)の前身である名古屋ゴム(株)の第2代社長 豊田佐助氏(トヨタグループ創始者豊田佐吉翁の実弟)の住居、豊田合成の旧本社跡地、又、トヨタグループの変遷を知るための「トヨタ産業技術記念館」の見学をウォ-キングのコ-スに入れて開催しました。
 参加者は29名で、約30℃の過酷な炎天下に、9時30分「高岳駅」をスタートし白壁町の「文化のみち」などを散策、名古屋城「金シャチ横丁」付近での昼食、旧本社跡地(現在はCBCハウジングセンター)経て15時頃「トヨタ産業技術記念館」に入館後に解散しました。
 全歩行距離15kmの道のり(直線7~8km程度が、施設の見学で倍以上の移動距離となった)でありましたが、体調不良の脱落者もなく全員無事に踏破しました。
 今回の見学箇所は「名古屋市市政資料館」他、5~6箇所となりましたが特筆すべきは、「豊田佐助氏邸」の見学で名古屋一等地の超近代的建築街の中で広大な敷地を保有し、昔ながらの風情の佇まい、趣向と贅を尽くした建具(例えば、金泊のふすま絵)がそのまま保存されており一同感銘を受けました。
 ちなみに、豊田合成(株)の元専務の豊田富三さんは佐助氏の次男で、アイシン精機の元社長(中興の祖)の豊田稔さんは佐助さんの長男です。

道中では、皆さんの思い出話に花が咲き、脚力はもちろんあご力の良い運動ができました。