ウォーキング同好会

岐阜県関ケ原合戦場跡を歩く

記:伊藤 久雄

 2022年5月29日(日)、絶好の天気に恵まれ、参加者27名にて、1600年に起きた「天下分け目の関ケ原」と言われる豊臣勢と徳川勢の合戦場跡をウォーキングしました。
 JR関ケ原駅に10時に集合し、いざ出発。
地元の観光協会では、ウォーキングに力を入れており、決戦場を中心にした3kmのショートコースから全陣跡を巡るコースなど12のモデルコースを設定しています。
それを参考に、今回我が同行会は、6km余りのオリジナルコースを進軍しました。
 まずは黒田長政陣の岡山ほう火場へ。

「天下分け目の関ケ原」と言われる豊臣勢と徳川勢の合戦場跡

ここは開戦ののろしを上げた、戦場全体を見渡せる高台です。いったん休憩しながら、各陣の配置を把握します。遠くには、伊吹の山々が見えます。
 次に小栗毛池を周って決戦地へ。
ここで全員揃って記念写真。近くの笹尾山交流館を見学して、ついでにトイレ休憩。
一部の方は坂を上って石田三成陣跡へ。さらに島津義弘陣跡、福島正則陣跡、旧中山道を通り、ゴールの徳川家康陣跡・古戦場記念館に12時に到着しました。

芝生で弁当、あるいはレストランなどで昼食休憩の後、全員揃って古戦場記念館に入館。
古戦場記念館は20年秋に新築オープンした施設で、鎧兜や刀剣、古文書の他に、期間限定で武将の錦絵が展示され、また大画面のシアターでは軍団の激突する迫力映像とともにイスが振動し、戦場にいるようなリアルな体験ができました。
 最上階の展望室は全周ガラス張りで、周りの山々と共に古戦場と町全体を見渡せ、歩いてきた道のりを振り返ることができました。

関ケ原合戦場跡の地図と集合写真

 JR駅から近く、名神関ケ原インターからも近くて便利なところです。
高低差も少なくて、景色も良く、マイペースで歩けばきっと癒されるので、お勧めです。
夜になると必ず道に迷うし何かが出るかもしれないのでウォーキングは昼間に限ります。

古戦場記念館最上階

 なお今回の計画には入っていませんでしたが、近くに「関ヶ原ウォーランド」なるテーマパークがあって、広い屋外に人形で合戦の模様が再現されているそうです。
珍スポットとして普通に評判が良いようなので、次回この地を訪れた際には寄ってみたいと思っています。