豊田合成株式会社 2025年新卒採用サイト

豊田合成は2023年8月に「2030事業計画」を策定しました。セーフティシステムを軸とした「安心・安全」では、これまでも様々なエアバッグを提供することで、交通死亡事故低減に貢献してきました。今後はBEVや自動運転車の普及に伴い、より高度な乗員保護製品の開発・提供に取り組んでいきます。また、世界各地での規制強化に伴う需要増への対応も進め、2030年度には22年度比でエアバッグの生産個数を1.5倍にまで増加させる計画です。

内外装部品を土台とした「快適」では、モビリティの変化に対応しながら、より快適な車内空間づくりを目指し、2030年度にBEV関連売上収益比率を40%にまで引き上げる目標を設定しています。内外装部品にセーフティシステム・イルミネーション製品を組み合わせるなど、BEVらしい新機能の提供に取り組むなど、より快適な車内空間づくりを目指します。当社の培ってきた高分子技術を生かし、他メーカーとの連携も強化しながら、新しいモビリティの快適性向上に貢献していきます。

世界全体が脱炭素に取り組む中、自動車業界においても今まで以上のCO2削減が求められています。豊田合成では高分子材料の知見を活かし、高機能材料の開発や材料リサイクルの事業化に取り組んでいます。どのように材料や製品を回収し、リサイクルに繋げていくかサプライチェーン全体を視野に入れ、他社と協業で進めていきます。
加えて、環境負荷の低い加飾技術の開発、成型工程の電動化や低圧化など、それぞれの生産技術革新を推し進めることで、省エネに繋げ、カーボンニュートラル達成を目指し、幅広く脱炭素と循環型社会の実現に貢献します。

豊田合成グループは、世界16か国・地域に広がる62のグループ会社を通じて、世界中のお客様に高品質な製品を提供しています。競争も激化していますが、ものづくり力を一層強化し、新興国市場においても感動を与えるシステムサプライヤーとしての地位を固め、世界に広がるネットワークを活かしてお客様のニーズに応じた最適な生産体制で、確かな技術と品質をタイムリーにお届けします。また、豊田合成のスタッフは、自らのスキル、経験の枠を広げグローバルに活躍しています。

豊田合成は様々なバックグラウンドや価値観を持つ人材が最大限に力を発揮できるよう進めています。2022年には豊田合成グループ人権方針を策定し、健全で働きやすく安全な職場づくりに努めています。また、多様な人材が活躍できるよう、女性の活躍促進では、リーダーを目指す従業員を対象とした研修やローテーションなどで活躍を後押しする取り組みを進めています。シニアの方にも安心感と意欲をもって活躍いただける環境を整備するとともに、各種教育なども実施しています。
さらに、LGBTQの取り組みとして、同姓パートナーがいる従業員向けに制度の一部を見直したり、多様な性のあり方に配慮した環境を整備進めており、外部機関からも一定の評価を受けています。

豊田合成は、地球温暖化、資源枯渇、廃棄物問題などの課題に対処し、ゴム・樹脂の高分子技術を最大限に生かし、カーボンニュートラル・サーキュラーエコノミー*を早期実現するため、グループ全体で活動を推進しています。1993年に第1次環境取組みプランを策定し、環境課題の解決に取り組み始めて約30年。2016年には「TG2050環境チャレンジ」を発表し、マイルストーンとして2030年までの目標を設定、さらに5年間の活動項目と目標を設定したプランを策定し、環境保全活動を推進しています。

*カーボンニュートラル・サーキュラーエコノミーは、環境に対する影響を最小限に抑えながら、資源を効果的に利用し、排出される二酸化炭素（CO2）を削減し、持続可能な経済を実現するための概念です。

チームワークはお互いに支え合い、共に成長するプロセスです。チーム内や部門間、豊田合成グループ全体で力を合わせ、共通の目標である「ONE TG」を実現します。約39,000人の従業員が世界16カ国・地域で協力し、TG Spiritを基盤にチームワークを発揮し、持続的な企業の進化と成長を目指します。これは、豊田合成グループ全体で共有されるTG Spiritが、国籍や文化、年齢、性別などの違いを超え、一体となるための重要な要素です。『ONE TEAM, ONE TG.』のスローガンに従い、一人ひとりがTG Spiritを心に刻みながら、チーム全体で協力しています。

豊田合成は企業スポーツ活動にも注力しており、当社が支援するウルフドッグス名古屋、男子ハンドボール部のブルーファルコンが各リーグの一部に属しています。これらの活動が従業員の一体感醸成にも貢献していると同時に、地域の小中学生を対象にしたスポーツ交流も行い、地域のみなさまに愛されるチームづくりに励んでいます。
また、近年、ウルフドッグス名古屋、ブルーファルコンともに優秀な成績を収めており、ウルフドッグス名古屋は22年度Vリーグ優勝、ブルーファルコンも22年度に日本選手権、日本リーグで3年連続優勝を果たし、社会人選手権と合わせて3冠を達成しています。