Work Style

#01Germany

ドイツ

知久 直史Chiku Naoshi

  • Toyoda Gosei Europe NV
    Sales Coordinator
  • 2007年入社
  • ドイツ語専攻 出身

Career

2007年 人材開発部 人材育成室(新卒採用担当)
2010年 調達部 部品調達室(内外装部品調達担当)
2012年 第1営業部 ウェザストリップ営業室(ウェザストリップ部品営業担当)
2014年 Toyoda Gosei Europe NV(外資系顧客担当)
2019年 第3営業部 東京営業所
2021年 調達部 IE部品調達室

ドイツでの仕事内容

欧州外資系の顧客(主にドイツの3社:BMW/Daimler/Volkswagen Group)に対して、欧州各拠点に在籍する営業メンバーとともに、市場調査や競合先ベンチマーク、販売戦略の策定、販売活動を実施しています。コーディネーターとして、多岐にわたる顧客に対するアプローチに強弱をつけたり、各拠点の橋渡しをするとともに、日系メーカーとはビジネススタイルの異なる外資系顧客との折衝などを行っています。

現地における豊田合成グループとしてのミッション

欧州高級車メーカーに対するシェアは依然として低く、クルマが文化として根づく欧州市場での存在感を高めることがミッションです。欧州高級車メーカーの取引を増やし、全世界のクルマに豊田合成製品が導入されることで、豊田合成のグローバルにおける競争力向上に貢献することをめざしています。

ミッション達成に向けた具体的な取り組み

欧州では、日系メーカーのシェアが全体の10%前後にとどまっており、欧州高級車メーカーへの拡販が売上向上の鍵となります。豊田合成は順次、欧州事業を拡大し全事業領域の生産体制を整えたものの、成熟市場である欧州は特に競合先との競争が厳しく、さらに、製品仕様やビジネスの考え方も日系メーカーとは異なる欧州高級車メーカーとの取引にも苦戦を強いられています。拡販余地は大きいものの、選択と集中による足元の競争力の向上が必要です。そのため、将来の拡販に向け、各生産拠点の連携強化を欧州全体で進めているところです。

日本との働き方の違いなど現地ならではの特徴

まず、日本ではすでに豊田合成の知名度は高いこと。そして、日本では比較的、部署間の分業が進んでいて、各担当の業務も明確になっています。例えば、営業であれば各事業領域・顧客・車両ごとに営業担当がいます。それに対して欧州では、日本と比較して規模が小さいこともあり、業務の範囲は広いです。多岐にわたる顧客に対し、どの顧客に、どの製品で、どのように豊田合成をPRするかなど、より効率的・効果的な進め方を決める必要があります。

OFFの過ごし方

欧州では国境の概念が薄く、長期休暇にはさまざまな国に気軽に旅行しています。

若手育成出向制度

豊田合成はグローバルで活躍できる人材の育成に力を入れており、教育制度として「若手育成出向制度」を設けています。これは、20代半ばから30代前半の若手社員が、海外拠点で1年間の実務を経験する制度です。海外での働き方や異文化理解、コミュニケーション力・語学力などを身につけます。豊田合成には、若手でも海外の仕事を経験できるチャンスが大いにあります!