Work Style

#02Austria

オーストリア

佐藤 愛子Sato Aiko

  • LEXEDIS Lighting GmbH
    Business Development Manager
  • 2011年入社
  • 国際教養学部 出身

Career

2011年 オプトE事業部 企画部(知的財産権・契約関連の業務を担当)
2016年 LEXEDIS Lighting GmbH(ライセンス業務・協業企画・営業業務を担当)
2019年 TG SPORTS(株) 出向
2023年 ライフソリューション営業部 ライフソリューション営業室

オーストリアでの仕事内容

今までの特許ライセンス業務に加え、出向先の出資先である欧州のパートナー企業との協業企画から、当社の新規製品であるUVガラスLED(※)の営業業務まで、幅広く携わっています。照明器具メーカーであるパートナー企業に豊田合成のLEDを搭載した照明器具を製造してもらい、トヨタグループ向けに提案。最終的にはトヨタグループのLED化の手助けができればと思い、日々パートナー企業と密に協議を行っています。UVガラスLEDの営業活動では、展示会をまわって潜在的なお客様を探し、それぞれのお客様のニーズを引き出し、そのニーズに寄り添ったUVガラスLEDの提案をすることで、新規取引先の開拓を行っています。

※完全密閉構造の「ガラス封止紫外線LED」(世界初)

現地における豊田合成グループとしてのミッション

欧州のお客様が求めるものは何か、世界初の青色LEDを開発したパイオニア企業として積み重ねてきたノウハウを活用し、どう貢献できるかを考え、欧州のお客様にうれしさをお届けすることがミッションです。

ミッション達成に向けた具体的な取り組み

こちらでは”Business is Business”が基本的な考え方で、特にまだ人間関係が構築できていない段階の対応は本当にドライです。UVガラスLEDの新規取引先開拓の営業活動では、お客様のニーズをお伺いすることもできず、門前払いを食らうことも多々あります。最初は心が折れそうでしたが、自分自身がお客様の立場に立ち、話を聞いていただくための準備ができていなかったことを反省。まずはお客様の製品・市場を研究し、それぞれのニーズに合った提案をすることに取り組んでいます。

日本との働き方の違いなど現地ならではの特徴

平均的な勤務時間は7時から17時で、18時以降はオフィスにはほとんど人がいなくなります。というのも、夕食は家族と一緒にとるのがオーストリア人のスタンダードだからです。家族との時間を確保するために、勤務時間内は優先順位づけをきっちり行い、効率的な業務遂行を心がけている同僚が多いです。そのため、なぜこの業務が必要なのかをきちんと説明しないと優先順位が下がり、依頼事項に対応してくれないこともあります。

OFFの過ごし方

アフターファイブはジムでトレーニング。ヨーロッパの人は運動が好きなようで、いつもジムは満員です。ハンガリー人のトレーナーは厳しく、少しでも気を抜くと名指しで叱られます。

海外出向者数

現在、豊田合成にはグローバルで3万9000人の従業員が勤務しています。海外拠点で働く従業員は3万人を超え、国内よりはるかに多い人数です。海外出向者は約300人です。つまり、国内の正社員の約20人に1人が海外で活躍しています。事務部門・技術部門に限っていえば、現在、10人に1人は海外出向しています。