サステナビリティ

サプライヤーとの関わり

産業と技術革新の 基盤をつくろうつくる責任 つかう責任

調達基本方針のもと、サプライヤーの皆さまとパートナーシップを深めながら、持続的な成長をともに目指しています。

調達基本方針

1.グローバル最適調達

当社は、原材料、製品、設備等を、コスト・品質・技術・生産を考慮しながらグローバルな観点で最適なものを公正に調達しています。

また、サプライヤーからの新技術・工法、新商品等のご提案を歓迎しています。

2.相互信頼に基づく相互発展

当社はサプライヤーとのオープンで対等な関係を基本に、互いに企業体質の強化・経営の革新に努め、相互信頼関係を築くことで、TG グループの総合力の向上を目指しています。

3.ESGへの取組み

当社はESGの取組みをサプライヤーと共有し、TGグループとして環境保護・社会的責任遂行・ガバナンスの徹底を目指しています。

また、サプライチェーンを含めた企業活動における法令遵守、機密保持の徹底を図っています。

サプライヤーとのパートナーシップの強化

毎年4月にサプライヤー約200社への「調達方針説明会」を開催し、経営理念や事業環境、会社方針を説明し、安全・コンプライアンス・品質・生産・原価に関する取り組みと目標を共有しています。また、各分野で功績を上げていただいたサプライヤーへの表彰を実施しています。さらに年4回、サプライヤー約100社との「調達連絡会」を開催し、生産情報や品質・コンプライアンス・安全などの情報を共有に加え、人材育成・事業継承等のセミナーを開催するなど、サプライヤーとのパートナーシップの強化を図っております。

ともに成長するためのサプライヤー支援活動

サプライヤーへの支援として、安全、品質、原価、生産の観点からさまざまな取り組みを実施しています。安全に関しては労働安全衛生法の遵守点検やリスクアセスメントに基づく未然防止活動、生産に関しては、ものづくり改革活動による現場改善、いずれも人材育成支援と関連付けながら取り組みを進めています。また、サプライヤー月間を新設し、改めて各社の日頃からのご尽力に心から感謝の意を表すとともに、サプライヤーの困り事に耳を傾けながら、継続的に解決を図っています。

グリーン調達の推進

「環境マネジメントシステムの構築」、「法令遵守と環境パフォーマンスの向上」、「化学物質管理」からなる、当社の「グリーン調達ガイドライン(第4版)」を基に、環境に配慮した調達を進めています。環境負荷の低減に向けて、サプライヤーの社内組織・体制の充実と生産活動のレベルアップを図り、ISO14001の認証取得・省エネ・排出物削減などの成果を上げています。また化学物質のグローバルでの規制強化に対応し、調達品の化学物質の成分把握を行っています。さらに欧州ELV※1指令や欧州REACH規制※2への対応や、VOC※3管理などをサプライヤーと一体となって進めています。

  • ※1 使用済み車両(End of Life Vehicle)
  • ※2 化学物質の登録・評価・認可・制限に関する規則(Registration, Evaluation, Authorization and Restriction of Chemicals)
  • ※3 揮発性有機化合物(Volatile Organic Compounds)