
Interviews
数字と向きあい、
未来の会社づくりを
支える。
- Y.I
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経理部 主計室
2013年入社(新卒)

Profile
大学でミクロ経済学などを学ぶ中で、経済の原動力となる企業行動に強い関心を抱いた。その中で、人々の暮らしを支える価値が最も目に見えやすく、社会に貢献できる製造業を志すようになったという。豊田合成へ興味を持ったきっかけは、合同企業説明会で知った高いグローバルシェアと、トヨタグループの一員として世界中から得ている厚い信頼だった。さらに、広い視野と誇りを持って働きつつ、プライベートも充実させている先輩社員の姿にも深く感銘を受け、入社を決めたという。
- Memorable Work
- 記憶に残っている仕事

これまでで最も印象に残っている仕事は、2016年から2017年頃に携わった「IFRS(国際財務報告基準)」の導入プロジェクトです。豊田合成が売上高1兆円を目指し、グローバル企業として海外の投資家から適切な評価を受けるためには、同業他社と比較可能なIFRSへの移行が不可欠でした。私は、2018年3月期または2019年3月期からの適用を目指す本プロジェクトのメンバーとして、主に会計システムの対応や、退職給付・有給休暇といった労務費関連の処理変更を担当しました。日本基準とは考え方が異なるため、専門書で学び、会計士の力も借りながら、上司や先輩と協力して決算発表に向けて奔走しました。特に困難だったのは、日本特有の事情による「帳簿の二重管理」です。グループの連結決算はIFRSで行う一方、豊田合成単体では会社法や税務の観点から、引き続き日本基準での報告が求められました。作業量が1.5倍から2倍に増えるため、外部のシステムベンダーを交えた大規模なシステム改修が必須となりました。

また、この対応は経理部門内だけで完結しない点も大きな課題でした。人事部とは労務費の処理について、現場の部署とは自動車部品を量産するための金型の処理ルールについてといった具合に、関係する各所と調整を行いました。また、業務フローが変わり負担が増える一部の現場からは、「なぜ今まで通りではいけないのか?」と現状維持を望む声も聞こえました。それでも私たちは、「IFRS対応は不可避であり、会社がグローバルに成長するために絶対に必要なことなんです」と、何度も粘り強く、かつ分かりやすく説得を重ねました。論点が多岐にわたり、システム対応も複雑で困難な状況でしたが、最終的には皆で協力し合うことで社内の納得も得られ、無事に導入を完了させることができました。
この仕事で得た成長や学び
本プロジェクトを通じ、自分の主張を一方的に押し付けるのではなく、相手の立場に立ち苦労を理解した上で、丁寧に説明し納得していただくことの重要性を学びました。単なる計算屋にとどまらず、熱意をもって共に考え組織を動かす大切さを実感しました。
- Q&A
- 気になる質問
仕事のやりがいは何ですか?
経理とは、いわば会社の「金庫番」です。日々のお金の管理を行うことはもちろん、会社のお金をより賢く活用できるよう、経営者に対して有用なデータを提供する使命を担っています。また、会社の経営成績を株主や投資家の皆様に報告するための決算発表や、稼いだ結果に基づく正しい納税処理を行うことも重要な役割です。こうした業務を通じ、経営の意思決定に直接関与できることや、自分の計算結果がそのまま世間に公表されることに、大きな使命感とやりがいを持って日々働いています。
豊田合成の魅力を教えて下さい
現在、自動車産業は激動の時代を迎えていると言われています。しかし、そのような環境の中にあっても、私たち豊田合成は力強く成長し続けています。その理由は、製造業としての基本を忠実にこなしながらも、常に新しいことに次々と挑戦する姿勢を持っているからです。この成長を根本で支えているのは、従業員一人ひとりの日々の活躍に他なりません。たとえ困難なことがあっても、「One TG」としてみんなで団結し、乗り越えて前進していける。私自身は、そこが豊田合成の最大の魅力だと感じています。
これからの夢を教えて下さい
今後は、経理としての専門性をさらに高めるだけでなく、他部門での業務経験も積極的に積んでいきたいと考えています。それにより多角的な広い視野を養い、一流のプロフェッショナルとして豊田合成の事業発展をしっかりと支えていくことが私の目標です。また、現在の枠組みを越えて、個別の事業部における損益管理にとどまらず、より高い視座からのアプローチにも挑戦したいです。地域統括といった広い視点を持ち、子会社の損益改善や事業再編など、経営に直結するスケールの大きな業務に携わりたいと考えています。

- Comments from Colleagues
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同僚からのコメント
Y.Iさんの最大の強みは、物事を論理的に深く理解する思考力と、決して諦めない粘り強さです。任された業務に対しては最後まで愚直にやり遂げてくれるため、私も全幅の信頼を置いて安心して仕事を任せることができています。その結果、現在では税務チームのエースとして、他のメンバーからも非常に頼りにされる存在となりました。
今後のY.Iさんには、まず現在担当している国際税務の業務をしっかりと習得してもらいたいと考えています。その上で、国内税務を含めた税務全般のスペシャリストへと成長し、当社の税務全体を力強く牽引していってほしいです。将来的には当社の税務のリーダーとして、後進の育成といったマネジメント業務も担ってくれることを期待しています。




