外部評価

当社グループが全社一丸で取り組んでいる環境活動について、外部機関に一定の評価をいただきました。今後は評価結果をもとに改善を進め、活動を高めていきます。

事例

2022年度 CDP「サプライヤー・エンゲージメント評価」で最高評価を4年連続で獲得
~温室効果ガス削減の取り組みで「リーダー・ボード」に認定~

国際的な環境非営利団体であるCDP※1が実施する企業調査の「サプライヤー・エンゲージメント評価」において、最高評価の「リーダー・ボード」に4年連続で認定されました。

気候変動に対する企業の取り組みを「ガバナンス」「目標」「スコープ3排出量」「サプライヤーとの協働」の4項目から調査し、上位8%にあたる「リーダー・ボード」の評価を獲得しました。特に、サプライヤーとの連携によるCO2低減、スコープ3の排出量の情報開示、気候変動対策などの取り組みが高く評価されました。

  • 気候変動 B
  • 水セキュリティ B
  • ※1 イギリスを拠点とした非営利団体(NPO)で、世界の主要な企業や都市に対して、気候変動や水管理などにどう取り組んでいるか情報開示を求め、調査・評価を行う。機関投資家の賛同を得て調査を行っており、投資家から最も信頼されている評価機関のひとつ。

CDP気候変動エンゲージメントでA評価を獲得

「省エネ大賞」で資源エネルギー庁長官賞を受賞

2021年度 省エネ大賞(主催:一般財団法人省エネルギーセンター)の省エネ事例部門において、資源エネルギー庁長官賞を受賞しました。

2050年までのカーボンニュートラルの実現に向けた環境施策※2を強化しており、工場のエネルギーのムダの排除、設備のコンパクト化などの生産技術革新、省エネ設備の導入などによる「エネルギー使用量の低減」に加え、太陽光発電の導入など「再生可能エネルギーの拡大」を推進。さらに社内講演会などを通じた従業員の啓発にも取り組んだ結果、2020年度のエネルギー使用量を2015年度比で22%削減しました。これらの一連の活動が高く評価されました。

  • ※2 長期目標の「TG2050環境チャレンジ」で、2050年までにCO2排出量ゼロの目標を掲げている。その達成に向けたマイルストーンとなる「Targets50&50」では、2030年までにCO2排出量を50%削減(2013年度比)するとともに、実現に向けた重点取り組みとして再生可能エネルギー由来の電力利用率50%とする目標を策定。

CDP気候変動エンゲージメントでA評価を獲得 右がカーボンニュートラル・環境推進部 担当副本部長の長尾

「グッドライフアワード」で生物多様性賞を受賞

2022年度 「グッドライフアワード」(主催:環境省)で、10周年特別賞「生物多様性賞」を受賞しました。これは、環境に優しい社会の実現を目指し、日本各地で実践されている「環境と社会によい暮らし」につながる活動や取り組みを紹介、優秀な団体・個人を表彰し、活動を活性化するためのもの。「30by30ロードマップ※3」を踏まえた生物多様性を実現する里山づくり、工場の森づくり、ビオトープづくり、藤前干潟の環境保全などの取り組みが評価されました。

  • ※3 30by30(サーティ・バイ・サーティ)とは、2030年までに生物多様性の損失を食い止め、回復させる(ネイチャーポジティブ)というゴールに向け、2030年までに陸と海の30%以上を健全な生態系として効果的に保全しようとする目標

「グッドライフアワード」で生物多様性賞を受賞 前列左から7番目がカーボンニュートラル・環境推進部 担当副本部長の長尾

あいち生物多様性認証企業に認定

2022年度「あいち生物多様性認証企業制度」において「認証企業」に認定されました。

これは、愛知県が企業の生物多様性保全に関する取り組みの促進を目的に、優れた取り組みを実践している企業に県が認証するというもので、本年度より始まった制度。

平和町工場ビオトープでの在来種保全や生き物調査活動、藤前干潟クリーン大作戦への参加などが評価されました。

あいち生物多様性認証企業に認定 右がカーボンニュートラル・環境推進部 担当副本部長の長尾