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2023年11月30日

~2030年に向けたCO2削減目標が評価~

脱炭素の国際認定「SBT認定」を取得

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豊田合成株式会社(本社:愛知県清須市、社長 兼 CEO:齋藤克巳)は、当社の2030年に向けたCO2削減目標が、世界共通の温暖化対策の枠組みであるパリ協定※1に準じた内容であるとして、国際機関(SBTi)による「SBT※2認定」を取得しました。

今回、当社の2030年までのCO2削減目標として、スコープ(CO2排出量の算定範囲)1+2では「自社の生産活動などで発生するCO2を46.5%削減(2019年比)」、スコープ3では「サプライチェーン全体でのCO2を27.5%削減(2019年比)」と定め、それらの値がSBTiの定める基準以上と評価され、認定を受けました。

当社の2030年CO2削減目標
(いずれも2019年比)
SBT基準
スコープ1+2 46.5%* ▲46.2%以上(1.5℃水準※3
スコープ3(今回、策定) ▲27.5% ▲27.5%以上(WB2℃水準※3

*2030年目標:再生可能エネルギーなどを組み合わせ、カーボンニュートラルを実現

*2030年目標:再生可能エネルギーなどを組み合わせ、カーボンニュートラルを実現

当社は、1993年から短中期の目標を掲げて取り組みを進めており、パリ協定採択の翌年(2016年)には、長期目標として「2050年までのカーボンニュートラル実現」を宣言。目標の実現に向け、「生産技術革新と継続的な日常改善による省エネ」と「電力の再生可能エネルギーへの転換」を柱として取り組んできました。2023年8月からは、中長期経営計画(2030事業計画)の重点項目のひとつに「脱炭素への貢献」を掲げ、社会的価値と経済的価値を両立させながら、脱炭素社会の実現に向けた取り組みを加速させています。また、カーボンニュートラル(スコープ1+2)の2030年への大幅な前倒しという目標にもチャレンジしており、自社の強みである高分子技術を活かした塗装・めっき工程における環境負荷の少ない加飾の開発などの「製品・工程の環境負荷低減」やゴムの脱硫再生による「リサイクルの促進」などの取り組みを推進していきます。

※1 2015年にパリで採択され、翌年に発効した国際協定。産業革命前と比較し、世界の平均気温上昇「2℃未満」を必達目標、「1.5℃未満」を努力目標として掲げる。

※2 Science Based Target。科学的根拠に基づいた温室効果ガス排出削減目標。本目標の達成を推進することを目的に、国際的な環境非営利団体CDPなどの4団体により、SBTi(Science Based Targets initiative)が設立された。

※3 CO2排出量の削減レベルを指し、地球温暖化による気温上昇がそれぞれ「1.5℃未満に抑えられるレベル」、「2℃を十分に下回るレベル」を意味する。

SCIENCE BASED TARGETS

<2030年の目標達成に向けた活動>

2030年の目標達成に向けた活動

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