当社の工場の森づくりは､宮脇昭先生(横浜国立大名誉教授､国際生態学センター長)が提唱されている手法（以下「宮脇式」）に従って進めます。

「宮脇式」では､土地本来の潜在自然植生の常禄広葉樹を主木にして、高・中・低木の｢小さく扱いが容易なポット苗木｣をやわらかくほっこりとした土壌に混植・密植します。これにより数年後（約３年）には人工的な管理が不要な本物の森がうまれます。

当社の工場の森づくりは､実際の「植樹活動」のみならず、「土づくりなどの事前準備」も含め、全員参加で行います。全役員・従業員の参加による森づくり活動は､他には例を見ない活動ともいえます。

また、植樹祭当日には市長､区長､近隣の高校・小学校・保育園､周辺住民等､約１５０名の地域の方々が、植樹祭に参画し、地域と一体となった植樹祭を実施する計画です。

※1)土づくり：植樹場所に深さ１m程度の穴を掘り、当社事業所等ででた「剪定枝や落葉」等を投入し､土と混ぜ合せることで、木が育ちやすいやわらかくほっこりとした土壌をつくること
※2)マウンド：水はけを良くするため、高さ８０cm程度に土を盛り､山形状をつくること

当社は、今年６月１５日をもって、会社創立６０周年を迎えました。
この記念すべき年を機に、｢工場の森づくり｣活動をスタートし､当社の国内外約６０拠点に､約６０万本の苗木を今後１０年をかけて植樹することを夢に､活動を推進いたします。

植樹祭当日には、ソプラノ歌手　雨谷麻世さんに森づくり賛歌を演唱いただきます。

下記の内容で、当社 平和町工場での植樹祭を開催いたしました。