戦評

遂に、第３５回日本ハンドボールリーグが開幕！！
第１週目は、先日の全日本実業団選手権において１点差で惜敗した北陸電力との対戦。会場は開幕戦を一目見ようと集まった観客の熱と選手達の熱もあり、まるでサウナ状態。そんな中、北陸電力のスローオフで試合開始。開始１分にＮｏ．９中島のカットインでブルーファルコンが先制すると、今季リーグから参戦した新人Ｎｏ．４野田のリーグ戦初得点となるロングシュートが決まり、２－０とする。北陸電力も巧みな攻撃で徐々に得点を重ね、５－３と逆転されてしまう。しかし、ブルーファルコンも粘りを見せ、Ｎｏ．１０森光のサイドシュート、Ｎｏ．９中島のサイドシュートが決まり、５－５と再び同点とする。前半中盤、Ｎｏ．１５芳仲が退場し、一人少ない状況になってしまい、北陸電力のＮｏ．３エース神田のロングシュートやサイドシュートを決められ、３点差とされる。前半終盤、ＧＫＮｏ．１６藤堂の再三のファインセーブにより一気に追いつきたいブルーファルコンは、Ｎｏ．１３今村のカットイン、Ｎｏ．４野田とＮｏ．１０森光の息の合ったコンビプレーが決まり、追い上げムードとする。終了間際には、Ｎｏ．９中島の鋭いカットインで北陸電力の退場を誘い、後半にチャンスを残して、１３－１１の２点ビハインドで前半を折り返す。
後半、ブルーファルコンは相手が一人少ないというチャンスを活かし、Ｎｏ．４野田、Ｎｏ．１３今村、Ｎｏ．１０森光の３連続得点でついに逆転に成功する。北陸電力もＮｏ．３エース神田のサイドシュートや速攻で応戦。両チーム一歩も譲らない熱戦が続く。流れを掴むため、ＤＦでＮｏ．３原、Ｎｏ．１８米本を投入し、相手にプレッシャーを与える積極的なプレスからリズムを掴むと、ここから一気に、Ｎｏ．４野田の技ありのロングシュート、７ｍスロー、Ｎｏ．１３今村の強烈なロングシュート、Ｎｏ．１４中村の豪快なポストシュートと４連続得点をあげ、１９－１６の３点リードとする。ブルーファルコンは突き放しにかかるが、北陸電力もホームの意地を見せ、Ｎｏ．３エース神田を中心に着実に得点を重ねてくる。後半終盤、２４－２４の同点となる。絶対に負けたくないという気迫で、Ｎｏ．１４中村がポストシュートをねじ込み、２５－２４とするが、北陸電力にサイドシュートと速攻を立て続けに決められてしまい、２６－２５と逆転され敗れた。
初戦を勝利で飾りたかったブルーファルコンだが、リーグ戦はまだ始まったばかり、気持ちを新たに、次の試合に向けて準備をしていき、白星を掴みたいと思う。また、今季リーグからデビューしたＮｏ．４野田は、この試合チーム最多となる６得点をあげる活躍を見せた。同じく、リーグ戦デビューとなったＮｏ．１１加藤も力強いＤＦを見せつけ、今後の２人の活躍がチームの原動力となる予感を感じさせる一戦となった。次は、王者大同特殊鋼との試合だが、大金星を奪いにいく。

戦評

第１戦目の北陸電力戦で、接戦の末、惜しくも敗れたブルーファルコン。第２戦目の大同戦を迎えるにあたり、１点にかける思いを強く持ち、リバウンドやルーズボールへの意識、１本のシュートを大事に打つことを徹底して行ってきた。チーム全体が大同から絶対に白星を奪うという意気込みを全面に出して戦いに臨む。

立ち上がりからブルーファルコンは勢いを見せ、磨き上げてきた３：２：１ディフェンスで大同にプレッシャーを与え、速攻からNo.１０森光のサイドシュートが決まり、先制をする。大同もNo.4を中心にオフェンスを組み立て、サイドシュートなどで応戦。ブルーファルコンは、No.4野田の巧みなパスワークからNo.14中村のポストシュートが次々と決まり、オフェンスでリズムをつくる。前半２０分までブルーファルコンリードで試合が進むが、大同も昨年王者の意地を見せ、前半２５分にポストシュートを立て続けに決められ、逆転を許し、１６－１４の２点ビハインドで前半を折り返す。

後半、ブルーファルコンのスローオフでスタートすると、No.9中島とNo.15芳仲の息の合ったスカイプレー、No.2榊原の力強いポストシュートですぐさま同点に追いつく。大同もカットインで引き離しにかかる。ブルーファルコンは、後半３分３０秒、４分と連続で退場者が出てしまい、一気に５点差とされるが、タイムアウトを取り、大同に傾きかけた流れを止める。タイムアウト後、ブルーファルコンはNo.13今村のスピードに乗ったカットイン、速攻で２２－１９とし、反撃の狼煙を上げると、チームに勢いが徐々に戻り、後半２３分からは、守護神No.12藤田が鉄壁のキーピングを見せ、大同に得点を与えず、No.１３今村、No.4野田、No.7桶谷で３連続得点をあげ、ラスト１分で１点差まで追い上げるが、あと一歩及ばず、２７－２６で惜しくも敗れた。

今回も１点差のゲームをものにすることが出来ず、悔しい思いをしたブルーファルコン。しかし、着実に力を付けてきているのは事実。大同を相手に自分達の持ち味である守って速攻のスタイルを貫き、オフェンスでもNo.4野田を中心にコンスタンスに得点を重ねるなど成果も見られた一戦だった。次のトヨタ紡織戦では、ブルーファルコンが勝利を掴む。

戦評

開幕から２戦連続で好ゲームを演じるも、どちらも１点差で惜敗しているブルーファルコン。チームの状態が非常に良いだけに、なんとしても勝ち星をあげて波に乗りたいところ。第３戦目は、トヨタ紡織との対戦。トヨタ紡織はスピードに乗った速攻が持ち味のチームだが、ブルーファルコンもディフェンスから速攻を得意としているので、オフェンスで確実にシュートまで持っていき、ディフェンスは相手にプレッシャーを与え自由にさせず、走り勝つことを意識して臨んだ一戦。

地元の大声援を受け、トヨタ紡織のスローオフで試合開始。No.19のサイドシュートで先制されるも、ブルーファルコンもNo.14中村のパワフルなポストシュートで同点とする。ブルーファルコンはトヨタ紡織の高い３：２：１ディフェンスの前になかなかリズムが掴めず、逆に速攻を許してしまい、序盤で５－１と苦しい立ち上がりとなる。その後もディフェンスシステムを６：０から３：２：１に変えるなど、波に乗るきっかけをつくるも、トヨタ紡織の速攻を防ぐことが出来ず、２３－１３と１０点ビハインドで前半を折り返す。

後半、ブルーファルコンはトヨタ紡織の高い３：２：１ディフェンスに対して、間を割りにいくプレーを意識する。No.6大橋がサイドから空いたスペースに走り込んだカットインが決まり、攻略の糸口を掴むと、徐々にオフェンスでリズムが生まれ、No.14中村がポストシュートを立て続けに決める。トヨタ紡織も速攻やサイドシュートで得点を重ね、お互いに一歩も譲らない展開が続く。中盤、ブルーファルコンはオフェンスでミスが多くなるが、得意の３：２：１ディフェンスで相手の攻撃を守りきり、得点を許さない。その後もNo.13今村、No.9中島のロングシュートや速攻で反撃するも、前半の点差を詰めることが出来ず、４１－２９で敗れた。

立ち上がりから相手にペースを握られる苦しい試合となったが、この試合を今後の試合に向けての教訓とし、最初の１０分の大切さを理解し、試合の入り方や気持ちの持っていき方などをもう一度確認していく。また、今後は速攻の戻りとセットディフェンスを徹底的に鍛え、失点を最小限に抑えるようにトレーニングをする。次は、琉球コラソンとの一戦。ブルーファルコンがスタートダッシュを決め、ブルーファルコンのディフェンスから速攻のスタイルを貫き、今季リーグ初勝利を掴み取る。

戦評

第４戦目は琉球コラソンと対決。ブルーファルコンは失点を最小限に抑えるべく、ディフェンスや逆速攻の戻りに力を入れ、ディフェンス専門の選手との交代もスムーズに出来るように徹底してトレーニングを重ねた。初勝利を掴み取るためにチーム力を高め、背水の陣で臨んだ一戦。

試合は、コラソンのＮｏ．１１の速攻で先制されるも、主導権を最初に握ったのはブルーファルコン。Ｎｏ．１３今村の速攻を皮切りに、Ｎｏ．９中島、Ｎｏ．４野田、Ｎｏ．１３今村の３名で６連続得点をあげ、試合開始１０分で７－２と５点差をつける。このままブルーファルコンのペースで試合が進むかと思われたが、ブルーファルコンはオフェンスのミスからなかなか波に乗ることが出来ない。逆にコラソンのＮｏ．２３にロングシュートやカットインを決められ、徐々に追いつかれ始める。前半１９分、Ｎｏ．１１にサイドシュートを許し、１点差とされるもブルーファルコンも粘りを見せる。３：２：１ディフェンスから相手のミスを誘い、Ｎｏ．９中島の速攻からＮｏ．１３今村の豪快なロングシュート、Ｎｏ．４野田のサイドシュートで再びリードを広げる。終盤、ミスが目立ち始めたブルーファルコンは、コラソンにポストシュート、サイドシュートを立て続けに決められ、前半２５分に１３－１４と逆転を許してしまうが、ブルーファルコンも意地を見せ、Ｎｏ．１０森光のサイドシュートで１５－１５の同点とし、前半を折り返す。

後半、コラソンにサイドシュート、ロングシュートを決められ苦しい立ち上がり。ブルーファルコンはＮｏ．１５芳仲、Ｎｏ．１３今村のロングシュートで反撃。コラソンはＮｏ．２３をきっかけにカットインやサイドシュートなどで着実に得点を重ね、１７－２２と序盤はコラソンペースで試合が進む。なんとかリズムを掴みたいブルーファルコンは、Ｎｏ．４野田を中心としたオフェンスで、Ｎｏ．１４中村のパワフルなポストシュート、Ｎｏ．４野田のキレのあるロングシュートが決まり、徐々に追い上げを見せる。終盤に入ると、ブルーファルコンは守護神Ｎｏ．１６藤堂のファインセーブが連発。ここから一気に勢いに乗り、残り５分２７－３１の４点ビハインドからＮｏ．４野田、Ｎｏ．９中島のロングシュートで３連続得点とし、３０－３１の点差まで詰めたが、あと一歩届かず、３０－３２で敗れた。

スタートダッシュに成功したブルーファルコンだったが、自分達のミスから流れを崩してしまい、立て直すことが出来なかった。今季リーグ戦は、接戦で敗れる展開が多く、１つのミスが大きく試合を左右してくるということを痛感させられる一戦となった。今後は、劣勢の状況でいかに落ち着いてブルーファルコンらしいプレーが出来るかが勝利の鍵となる。次のトヨタ車体戦は今季初のホーム大会なので、ブルーファルコンファンに勝利を捧げる。

戦評

今季リーグ初のホーム大会ということもあり、会場には大勢のブルーファルコンファンが応援に駆けつけてくれた。ファンのためにも絶対に負けられない試合。相手はフィジカルの強いトヨタ車体。ブルーファルコンはトヨタ車体のフィジカルに対してしっかり当たりにいくことと足を使ってディフェンスすることを徹底してトレーニングしてきた。チーム一丸で勝利を掴み取るために臨んだ大事な一戦。

試合開始早々、トヨタ車体にサイドシュートを立て続けに決められ苦しい立ち上がりとなる。ブルーファルコンはＮｏ．４野田のロングシュートで反撃するも、トヨタ車体の強い１対１からサイドシュートの展開を守りきれず、序盤で７－１と大きくリードを許す。ブルーファルコンはディフェンスシステムを３：２：１から６：０に変更し、流れを変えようと試みる。オフェンスではＮｏ．４野田、Ｎｏ．１３今村のロングシュートで応戦し、粘りを見せる。しかし、最後までトヨタ車体の攻撃を止めきれず、２３－１０で前半を折り返す。

後半に入ると、ブルーファルコンはディフェンスシステムを３：２：１に戻し、足を使って相手にプレッシャーを与え、ミスを誘う。そこから自分達のリズムを取り戻し、反撃のムードが漂う。ブルーファルコンはＮｏ．１４中村が力強いポストシュートを２本連続で決め、２５－１４と徐々に点差を縮めていく。トヨタ車体もＮｏ．１８のサイドシュートで応戦し、一進一退の攻防が続く。中盤、ミスからトヨタ車体に４連続失点を許し、３２－１７と再び点差を広げられてしまうが、ブルーファルコンも意地を見せ、Ｎｏ．４野田のロングシュート、Ｎｏ．１３今村、Ｎｏ．３原の気迫あふれる速攻で４連続得点を奪い、３３－２２と追い上げる。最後までトヨタ車体に喰らい付くも、前半の点差を縮めることが出来ず、３６－２４で敗れた。

スタートから自分達のプレーを出すことが出来ず、相手にリズムを作らせてしまったことが今回の敗因である。後半のプレーをスタートから最後までやりきることが出来れば、必ず勝利は見えてくる。そのためにもう一度甘さを捨て、相手に向かってく姿勢とチームワークを高めていく必要がある。今回の試合でさらに課題が見えたが、次の湧永製薬戦に向け、フットワーク力に磨きをかけ課題を改善し、白星を掴み取る。

戦評

第６戦目、湧永製薬と対戦。ブルーファルコンは試合に向け、ディフェンスでアグレッシブに動くこととＧＫのトレーニングを徹底して行ってきた。ブルーファルコンの持ち味であるディフェンスから速攻の展開に持っていき、積極的なプレーを出し尽くすことをチーム全員で意志統一し、臨んだ一戦。

前半は立ち上がりから湧永製薬にペースを掴まれ、Ｎｏ．１３のサイドシュートやＮｏ．２３の速攻などで一気に６連続失点を許し、６－０と苦しい出だしとなる。ブルーファルコンはＮｏ．１３今村の力強いロングシュートで得点すると、チームに勢いが出てくる。ディフェンスではＮｏ．３原、Ｎｏ．１８米本、Ｎｏ．７桶谷の３人がアグレッシブに動き、湧永製薬にプレッシャーを与える積極的なディフェンスを見せる。中盤、Ｎｏ．４野田、Ｎｏ．１３今村のロングシュートで９－５と４点差とするが、湧永製薬もＮｏ．９のサイドシュートで応戦。両チームとも一歩も譲らない一進一退の攻防が続き、１７－１２の５点ビハインドで前半を折り返す。

後半、湧永製薬に７ｍスローを決められ先制を許すも、ブルーファルコンはＧＫＮｏ．１２藤田の鉄壁のキーピングからリズムを掴み、Ｎｏ．４野田のロングシュート、ステップシュート、Ｎｏ．９中島のスピードに乗ったカットイン、Ｎｏ．１５芳仲の速攻から走り込んだ強烈なロングシュートが決まり、１８－１６と２点差まで追い上げる。また、ＧＫＮｏ．１６藤堂が７ｍスローをシャットアウトするなど、チームに勢いを与えた。湧永製薬もカットイン、サイドシュート、７ｍスローで突き放しにかかり、２１－１６と再び５点差とされる。中盤、逆転に向け、ブルーファルコンはディフェンスでさらに激しさを増し、湧永製薬に自由にプレーさせない。しかし、ブルーファルコンもミスが出てしまい、なかなか得点に繋げることが出来ない。ブルーファルコンは最後まで湧永製薬にプレッシャーを与え、走り続けるも前半のビハインドを詰めることが出来ず、２８－２２で敗れた。

この試合、３：２：１ディフェンスで６０分間プレッシャーをかけ続けられたのは非常に良い成果である。トレーニングしてきたアグレッシブなディフェンスを全面に出し、動き続けたことは次の試合に向けても重要なポイントとなる。課題はオフェンスでの細かいミスを少なくすること。リズムに乗りたいところで簡単なミスが出てしまい波に乗り切れないといった部分をしっかり詰めていく。次はホームで宿敵、琉球コラソンとの一戦。リベンジに燃えるブルーファルコンの熱いプレーで勝利を掴み取る。

戦評

ホームで迎えた第７戦目。前回敗れている琉球コラソンとの対戦。リベンジに燃えるブルーファルコンはアグレッシブな３：２：１ディフェンスにさらに磨きをかけ、勝利を掴むために細かいところまで徹底してトレーニングを行ってきた。絶対に負けられない大事な一戦。

Ｎｏ．１４中村の豪快なポストシュートでブルーファルコンが先制。ブルーファルコンは磨きのかかった３：２：１ディフェンスでＮｏ．３原、Ｎｏ．１８米本、Ｎｏ．７桶谷、Ｎｏ．１５芳仲の４人が躍動的に動き、琉球コラソンに強いプレッシャーをかけミスを誘う。そこから、Ｎｏ．７桶谷の速攻、Ｎｏ．１３今村のロングシュートと続き、４－０と好スタートをきる。琉球コラソンはＮｏ．７のサイドシュート、Ｎｏ．２１のロングシュートで応戦。ブルーファルコンは一気に突き放したいところだが、ミスから思うように得点出来ない。中盤、琉球コラソンのＮｏ．１１にポストシュートを連続で決められ同点とされる。ブルーファルコンもＮｏ．９中島のカットインで再びリードするが、琉球コラソンに５連続得点を許してしまい、１１－７と４点差とされる。しかし、ブルーファルコンも意地を見せ、Ｎｏ．４野田の７ｍスロー、Ｎｏ．７桶谷のスピードに乗った速攻、Ｎｏ．１３今村のカットインなどで追い上げ、１５－１４と１点ビハインドで前半を折り返す。

後半、ブルーファルコンは前半終盤の勢いからＮｏ．９中島のロングシュートで同点に追いつく。琉球コラソンもＮｏ．１１のポストシュートやＮｏ．２３のサイドシュートで得点を重ね、再び２点差とされるも、Ｎｏ．１０森光のサイドシュート、Ｎｏ．６大橋の気迫の入ったロングシュートで同点とする。しかし、ブルーファルコンに退場出てしまい、琉球コラソンに６連続失点し、２７－２１と点差を６点に広げられる。ブルーファルコンはＮｏ．１４中村のポストシュート、Ｎｏ．７桶谷のサイドシュートで反撃に転じると、再びＮｏ．７桶谷が力強い１対１から得点し、Ｎｏ．４野田もそれに続き２９－２６と３点差まで追い上げる。しかし、琉球コラソンのＮｏ．１８、Ｎｏ．１４に得点され、なかなか追いつくことが出来ない。最後まで逆転に向け喰らい付くも届かず、３３－２９で敗れた。

３：２：１ディフェンスが上手く機能し、スタートダッシュに成功することが出来たのは成果である。しかし、オフェンスでのミスや退場から悪い流れを作ってしまい、そこから連続失点されてしまうといった展開が続いてしまったのは、今後修正していく点である。次は、現在リーグ首位の大崎電気との一戦。ホームでの連戦となるが、ブルーファルコンを応援してくれるファンへ勝利を捧げる。

戦評

第８戦目、現在リーグ首位の大崎電気との対戦。ブルーファルコンは大崎電気の高いオフェンス力に対し、３：２：１ディフェンスから６：０ディフェンスに変え、相手のリズムを崩し、スタートから波に乗る作戦を立てて挑んだ。首位大崎電気を絶対に倒すという気迫に満ちて臨んだ一戦。

Ｎｏ．９中島のロングシュートでブルーファルコンが先制。大崎電気もすぐさまＮｏ．２０のロングシュートで反撃。ブルーファルコンは６：０ディフェンスでＮｏ．２榊原、Ｎｏ．１５芳仲の真ん中２人を中心にピストンをしっかりし、ポストへのパスをシャットアウトする好ディフェンスからＮｏ．７桶谷の速攻が決まり良い形でスタートを切る。大崎電気も着実にシュートまで持っていくが、ＧＫＮｏ．１２藤田がノーマークシュートを連続でファインセーブし、得点を与えない。ブルーファルコンはＮｏ．１３今村のキレのあるロングシュート、Ｎｏ．１５芳仲の豪快なロングシュート、Ｎｏ．４野田のテクニックのあるロングシュートなどで得点を重ね、９－８と１点リードとする。中盤、大崎電気に速攻やロングシュートで４連続失点、１２－９と逆転を許す。大崎電気に流れが傾きかけたが、ブルーファルコンはＮｏ．６大橋が気合の入ったサイドシュートを決め、チームを盛り上げる。終盤、大崎電気にロングシュート、サイドシュートと決められ、２２－１５の７点ビハインドで前半を折り返す。

後半、大崎電気にロングシュート、７ｍスローを決められ、２４－１５と点差を広げられる。しかし、ブルーファルコンもここから粘りを見せ、Ｎｏ．７桶谷の速攻やＮｏ．１４中村のポストシュートなどで得点を重ねていく。序盤から両チーム一歩も譲らない一進一退の攻防が続くが、大崎電気はＮｏ．７７を中心にポストを使った攻撃で徐々に得点を重ね、３２－２１と突き放してくる。ブルーファルコンもＮｏ．１５芳仲のロングシュート、Ｎｏ．９中島のカットイン、Ｎｏ．６大橋のサイドシュート、Ｎｏ．１４中村のポストシュートなどで応戦し、３４－２７と再び点差を縮める。終盤まで大崎電気に必死に食い下がるも、前半の点差を詰めることが出来ず、４３－３３で敗れた。

首位大崎電気に対し、序盤から積極的なプレーでディフェンス、オフェンスともに良いスタートが切れたことは今後の試合でも継続してやっていかなければならない。後は、プレーの精度を高めていくこととゲームの中で選手が状況に応じたプレーをすることが出来るかが、今後の鍵となる。次は、前回１点差で敗れた大同特殊鋼との一戦。前回の悔しさをすべてぶつけ、必ず勝利する。

戦評

第９戦目、前回１点差で敗れている大同特殊鋼との対決。試合に向けオフェンス、ディフェンス、速攻の局面ごとにしっかりとトレーニングし、大同戦への準備を行ってきた。今回はブルーファルコンのホームグラウンドでの試合とあって会場には職場の方々が多数来場して下さり、ブルーファルコンメンバーもパワーをもらって気合十分で挑んだ一戦。

Ｎｏ．１４中村のパワフルなポストプレーから７ｍスローを獲得し、Ｎｏ．４野田が確実に決め、ブルーファルコンが先制。大同もＮｏ．９のサイドシュートで応戦。ブルーファルコンは得意の３：２：１ディフェンスで大同に対し、激しく当たりにいき、自由にプレーをさせない。序盤はお互いにディフェンスが機能し、３－３のロースコアで試合が進む。ブルーファルコンに退場が出たのをきっかけに大同に速攻やサイドシュートなどで７連続得点を許してしまい、大きく離されてしまう。ブルーファルコンはＮｏ．１３今村のロングシュートで反撃するも、再び退場が出てしまい、ここからさらに４連続失点し、１４－４と苦しい展開となる。終盤、ＧＫＮｏ．１２藤田のファインセーブにより徐々にリズムを取り戻すと、Ｎｏ．９中島のステップシュート、Ｎｏ．１３今村のロングシュート、Ｎｏ．７桶谷の速攻などで反撃し、１８－８の１０点ビハインドで前半を折り返す。

後半に入ると、リズムを取り戻したブルーファルコンはＮｏ．１３今村のロングシュートで得点し、反撃の狼煙をあげる。大同もＮｏ．７のカットインで応戦し、一進一退の攻防が続く。ブルーファルコンはＮｏ．９中島、Ｎｏ．１３今村のロングシュート、Ｎｏ．１４中村のポストシュートで３連続得点をあげ、１６－２３と追い上げを見せる。大同はＮｏ．４が意地を見せ４連続得点で引き離してくる。中盤、ブルーファルコンも逆転するべくＮｏ．９中島のロングシュート、Ｎｏ．１３今村、Ｎｏ．７桶谷のスピードに乗った速攻で再び巻き返す。終盤は、お互いＧＫの好守もあり、なかなか得点を挙げることが出来ず、ブルーファルコンは前半の点差が響き、３１－２３で敗れた。

リベンジに燃えて臨んだ試合だったが、序盤に退場が出てしまいなかなかリズムを掴むことが出来なかったのが敗戦の要因である。一人少ない劣勢な状況でも慌てずに自分たちのプレーを出すことが出来れば、必ず勝利は見えてくるので、チームとしてプレーの精度を高めていき、次の北陸電力戦では白星を掴み取る。

戦評

第１０戦目、前回１点差で惜しくも敗れた北陸電力との対戦。今年最後のホーム大会ということもあり、選手たちは気合十分。試合に向け基本からしっかりとトレーニングし、得意の３：２：１ディフェンスにもさらに磨きをかけ、万全の態勢で迎えた。選手・スタッフ・会場が一つとなり、仲間を信じて戦おうと誓って臨んだ一戦。

Ｎｏ．６大橋の速攻でブルーファルコンが先制。Ｎｏ．１４中村のポストシュートも決まり、２－０と好スタートを切る。北陸電力もＮｏ．３のロングシュートなどで応戦する。序盤はお互いに一歩も譲らない白熱した展開が続く。中盤、ブルーファルコンの守護神Ｎｏ．１６藤堂の好セーブから一気に流れを掴んだブルーファルコンはＮｏ．９中島、Ｎｏ．１４中村、Ｎｏ．４野田、Ｎｏ．２榊原、Ｎｏ．６大橋と５連続得点し、１３－６と大きくリードを広げる。その後もブルーファルコンはディフェンスリーダーＮｏ．１５芳仲を中心に磨きをかけた鉄壁の３：２：１ディフェンスから速攻に繋げ、着実に得点を重ね１７－９とし、ブルーファルコンリードで前半を折り返す。

後半に入ると北陸電力はＮｏ．３を中心に攻撃を組み立て、徐々に追い上げを見せてくる。対するブルーファルコンはＮｏ．９中島の巧みなロングシュートやＮｏ．１３今村のスピードの乗った速攻などで北陸電力の追撃を許さない。ブルーファルコンは最後まで自分達のリズムを崩すことなく、北陸電力に対し終始リードする展開で圧倒し、３４－２７で今季リーグ戦初勝利をホームで飾った。

今回は、ディフェンスとゴールキーパーがしっかりと連携がとれ、スタートからブルーファルコンペースに持っていけたことが一番のポイントである。また、どんな状況でも自分達のプレースタイルを貫き、相手にリズムを掴ませなかったことは大きな成果である。細かいミスを無くしていき、安定した試合運びが出来るようにもっとレベルを上げ、次の大崎戦に向けて、さらにチーム力を高めていく。前回のリベンジを果たし、今年最後のリーグ戦を必ず白星で終え、来年に向け弾みをつける。

戦評

第１１戦目、現在リーグ首位の大崎電気との対戦。前回の対戦で１０点差で敗れただけあって選手達はリベンジに燃える。試合に向け、速攻の精度を上げ、オフェンスもディフェンスも細かいところまで徹底してトレーニングしてきた。仲間を信頼し、いかなる状況においても冷静にプレーし、チーム一丸で勝利を掴むために臨んだ一戦。

大崎電気のＮｏ．１１のロングシュートで試合が始まった。ブルーファルコンはすぐにＮｏ．９中島のロングシュートですぐに取り返す。大崎電気は高い個人技で得点を重ねてくる。ブルーファルコンもＮｏ．９中島の巧みなロングシュートやカットイン、Ｎｏ．６大橋の確率の高いサイドシュートで反撃。中盤、相手ＧＫの好セーブでなかなか得点することが出来ず、逆に大崎電気に３連続得点を許し、７－３とされてしまう。ブルーファルコンはタイムアウトを取り、流れを変えると、ここからお互いに一歩も譲らない一進一退の攻防が続く。ブルーファルコンはＮｏ．９中島が終盤まで大崎電気のディフェンスを翻弄し、前半だけで８得点を奪う活躍で前半を１６－１４の２点ビハインドで折り返す。

後半、スタートからブルーファルコンが大崎電気に牙をむく。Ｎｏ．１３今村のロングシュート、Ｎｏ．６大橋の速攻で１６－１６と同点にすると、後半開始４分にはＮｏ．１１加藤のミドルシュートで１９－１８と逆転し、この試合初のリードを奪う。大崎電気もＮｏ．２０のロングシュートやＮｏ．７７のサイドシュートなどですぐに取り返し、１点差の攻防が続く。中盤、ブルーファルコンはシュートミスで得点につながらない苦しい展開。その間に、大崎電気はＮｏ．１３のポストシュートなどで４連続得点をあげ、２７－２３と再びリードを広げてくる。ブルーファルコンも最後まで喰らい付き、Ｎｏ．１４中村のポストシュート、Ｎｏ．６大橋のサイドシュートで２点差まで詰め寄る。終盤、Ｎｏ．４野田ミドルシュートで３４－３３と１点差まで追い上げるも、あと一歩及ばず、３７－３５で惜しくも敗れた。

この試合では怪我のため出場出来なかったディフェンスリーダーＮｏ．１５芳仲の穴を埋めるため、Ｎｏ．２榊原、Ｎｏ．１１加藤がディフェンスでしっかりと代役を勤め、チーム力が高くなってきていること実感出来た。チームの状態は非常に良いので、次の全日本総合では上位に食い込んでいけるようにしっかりとトレーニングを積んでいく。そして今年最後の大会を有終の美で飾る。

戦評

第１２戦目、スピードのあるトヨタ紡織との対戦。トヨタ紡織の素早いクイックスタートや速攻に対応するため、ブルーファルコンはトレーニングで前線からどんどんプレッシャーを与え、サイドに追い込んでいくことを徹底して行ってきた。ウィンターキャンプなどもあり確実に実力をあげてきたブルーファルコンの成長した姿を見せ、チーム一丸で勝利を掴みにいくと誓った一戦。

トヨタ紡織のサイドシュートが決まり、先制を許したブルーファルコンは立ち上がり、トヨタ紡織の素早いパス回しからサイドシュートの展開や速攻などを決められ苦しい出だしとなった。ブルーファルコンがＮｏ．６大橋の気迫のこもった速攻、サイドシュートなどでトヨタ紡織を追撃するもトヨタ紡織もサイドシュートで確実に得点を重ね、９－５と４点差と徐々に点差を広げられる。中盤、ブルーファルコンは、ＧＫＮｏ．１２藤田が顔面でシュートを止める気迫を見せ、それに応えたいブルーファルコンはＮｏ．４野田の巧みなパス回しからチャンスを作り、Ｎｏ．１４中村の豪快なポストシュートやＮｏ．９中島のステップシュートで追い上げを見せる。トヨタ紡織の攻撃をなかなか止めることが出来ないブルーファルコンは２２－１４の８点ビハインドで前半を折り返す。

後半に入ると、ブルーファルコンはディフェンスから徐々にリズムを掴み、Ｎｏ．４野田、Ｎｏ．１３今村のロングシュートやＮｏ．９中島のカットインなどで確実に得点を重ねていき、トヨタ紡織に詰め寄る。トヨタ紡織も素早い速攻をしかけてくるが、ＧＫＮｏ１２藤田の再三のファインセーブにより得点を許さない。ブルーファルコンはＮｏ．４野田とＮｏ．７桶谷のスカイプレーが決まり、さらに追い上げを見せるが、前半のビハインドを詰めきれず３７－２６で敗れた。

今回は、立ち上がりにリズムを掴みきれず、相手のペースで試合をしてしまったことが課題である。後半のゲーム展開は非常に安定していてディフェンスもオフェンスもいい形が作れていたのでこれをスタートから発揮出来れば、必ず上位チームとも互角に戦うことが出来るので、そこを今後のトレーニングで詰めていく。またオフェンスのパス回しの精度をもっと上げ、攻撃に幅が出るようにしていき、次の湧永製薬戦に向け、チームのベクトルを合わせ、チーム一丸で臨んでいく。

戦評

第１３戦目、湧永製薬との対決。湧永製薬の長身を活かした６：０ディフェンスに対して、ブルーファルコンは素早いパス回しと、クロスから縦を狙っていくプレーを意識しながらトレーニングを重ねてきた。リーグ戦も残り２戦となり、なんとしても今季２勝目をあげたいブルーファルコンは、最後までチーム一丸で戦い抜くことを胸に刻み込み、臨んだ大事な一戦。

湧永製薬にカットインを決められ先制を許すも、ブルーファルコンもＮｏ．６大橋のサイドシュートですぐに反撃する。その後も湧永製薬は１対１から得点を重ねてくるが、ブルーファルコンもＮｏ．１３エース今村がカットイン、ロングシュートを決め、お互いに一歩も譲らない展開が続く。中盤、ブルーファルコンにミスが目立ち、逆に湧永製薬に速攻を決められ、１３－６と離されてしまう。ブルーファルコンはＮｏ．７桶谷のサイドシュート、カットインで追い上げを見せ、湧永製薬に食い下がり、２０－１２の８点ビハインドで前半を折り返す。

後半、スタートから一気に追い上げたいブルーファルコンはＧＫＮｏ．１６藤堂の好セーブからＮｏ．９中島、Ｎｏ．１３今村、Ｎｏ．６大橋、Ｎｏ．４野田と４連続得点をあげ、湧永製薬に詰め寄る。その後もＮｏ．１６藤堂の安定したキーピングから速攻の展開へ持ち込み、追い上げるも湧永製薬のＧＫのファインセーブにより、なかなか点差を縮めることが出来ない。それでもブルーファルコンは、ディフェンスから速攻のスタイルを貫き、Ｎｏ．１５芳仲が速攻で豪快なロングシュートを決め、チームを盛り上げる。最後まで粘り強く走り続けるも届かず、３２－２１で敗れた。

今回の立ち上がりは、自分達のプレーがしっかり出来ていて互角の展開だったが、ミスから逆速攻を許してしまい、流れを掴みきれなかったことが課題である。後半はＧＫとディフェンスの連携がしっかり取れており、とても良い状態だったので、これを前半から１試合を通して継続出来るようにやっていき、リーグ最終戦のトヨタ車体戦に向けてトレーニングを積み、有終の美で最後を飾る。

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第１４戦目、トヨタ車体との対戦。フィジカルの強いトヨタ車体に対してブルーファルコンはクロスプレーからポストを狙い、そこからサイドに展開することを意識しながらトレーニングを積んできた。今季リーグの最終戦とあってブルーファルコンは一年間の集大成を出そうと試合前から気合いが入っていた。チーム一丸で勝利を掴み取るために臨んだ一戦。

トヨタ車体にカットインを決められ先制を許すも、ブルーファルコンはＮｏ.１３今村のカットインですぐに取り返すとＮｏ.４野田が７ｍスローを連続で決め、３－２とブルーファルコンリードで試合が始まる。序盤から１点差の激しい攻防が続き、トヨタ車体は速攻やサイドシュートで反撃してくるが、ブルーファルコンもＮｏ．４野田の巧みなパス回しからＮｏ．１４中村がポストシュートを決め、主導権を渡さない。トヨタ車体にカットインを許し逆転されるが、ブルーファルコンはＮｏ.６大橋が気迫あふれる速攻を連続で決め、再びリードすると、続けてＮｏ.１３今村がロングシュートを叩き込み、１０－８と点差を広げる。終盤、トヨタ車体に同点とされるが、Ｎｏ.９中島がロングシュートをねじ込み、１３－１２とブルーファルコンが1点リードで前半を折り返す。

後半はスタートからブルーファルコンがリズムを掴む。Ｎｏ.１２藤田が７ｍスローをファインセーブし、チームに勢いを与えると、ここから磨き上げてきたアグレッシブな３：２：１ディフェンスが機能し、トヨタ車体にプレッシャーを与え、ミスを誘い、速攻で得点を重ねていき、一挙に６得点を奪い、２０－１３とこの日最大の７点差をつける。その後、ブルーファルコンは退場者を出してしまい、徐々にトヨタ車体に追い上げられ、残り１０分で同点に追いつかれてしまう。しかし、ブルーファルコンは粘りを見せ、Ｎｏ．１６藤堂の好セーブからチャンスを作り、Ｎｏ．１４中村、Ｎｏ．１５芳仲、Ｎｏ．６大橋と続き、３連続得点をあげ、逆転を許さない。ラスト５分で再び退場者を出してしまいピンチになるが、ブルーファルコンの高いチーム力でこの危機を乗り切り、Ｎｏ．１３エース今村のカットイン、ロングシュート、Ｎｏ．９中島のカットインでトヨタ車体を突き放し、３０－２９で勝利した。

この試合は今季リーグの最終戦で、チームで一年間必死に取り組んできた結果を全て出し尽くすことが出来た。コートの中、ベンチ、スタッフが一つになり戦っている姿勢が今回の勝利を呼び込んだのだと思う。今季リーグ戦はなかなか白星が奪えず、苦しみながら戦ってきたが、最終戦に勝利し、有終の美で締めくくることができ、来シーズンに向けての良い弾みとなった。来シーズンはブルーファルコンに新たな1ページが刻まれるシーズンとするために、チーム力を高め、全員のベクトルを合わせ、躍動していく。

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全日本総合初戦、インカレ王者の国士舘大学との対戦。ブルーファルコンは大会に向け、紅白戦を行うなどして、チーム力をあげることを重点に置き、トレーニングを行ってきた。その中でも特にディフェンスを徹底し、機動的な３：２：１ディフェンスに磨きをかけ、そこから速攻へつなげることを意識して取り組んできた。その成果をすべて出し尽くすべくチーム一丸で臨む大事な一戦。

Ｎｏ．６大橋のサイドシュートが決まりブルーファルコンが先制すると、Ｎｏ．９中島のカットイン、Ｎｏ．７桶谷の速攻と立て続けに決め、３－０と好スタートを切る。その後、国士舘大学に速攻やロングシュートなどで５－３と逆転されるも、ブルーファルコンはＮｏ．１５芳仲を中心にディフェンスを機能させ、ＧＫＮｏ．１６藤堂の好セーブなどもあり、Ｎｏ．９中島のカットインを皮切りにＮｏ．１３今村、Ｎｏ．４野田と着実に得点を重ね、一挙に７連続得点をあげ、１０－５と再びブルーファルコンがリードを奪う。終盤、ブルーファルコンに退場者が出るが、アグレッシブに守りきり、１５－１１と４点リードで前半を折り返す。

後半、ブルーファルコンは持ち味であるのディフェンスから速攻の展開から着実に得点を重ねていく。国士舘大学もＮｏ．２を中心にオフェンスを組み立て、粘りを見せ、一進一退の攻防が続く。終盤、１点差まで追い上げられるが、地力に勝るブルーファルコンが国士舘大学を振り切り、２７－２６で初戦をものにした。

この試合では、トレーニングしてきた３：２：１ディフェンスで国士舘大学にプレッシャーを与え、そこから速攻へとつなげ、確実に得点を重ねることが出来た。これを継続し、初戦を突破した勢いをそのままに明日の湧永製薬戦では、チーム一丸で勝利を掴む。

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全日本総合２戦目、湧永製薬との対戦。ブルーファルコンは上位進出を果たすべく、この試合に全精力を注ぎ込み、チーム全体が一つとなり戦っていこうと誓い試合に挑んだ。スタートからブルーファルコンの流れに持っていくためにアップから選手一人ひとりに気合が入っており、万全の態勢で迎えた一戦。

立ち上がりは湧永製薬に３連取され、苦しい展開となったが、ブルーファルコンもＮ０．９中島の鋭いカットインで反撃すると、Ｎｏ．１４中村が豪快なポストシュートを決め、３－２と追い上げる。中盤、湧永製薬に流れが傾きかけ、１０－５と点差を広げられるが、ブルーファルコンは３：２：１ディフェンスで湧永製薬にプレッシャーを与え、相手のミスを誘い、Ｎｏ．６大橋、Ｎｏ．１３今村、と連続で速攻へとつなげ、１１－１０と再び湧永製薬に詰め寄る。前半ラスト２分で湧永製薬に３連取を許すも、ＮＯ．９中島のロングシュートで応戦し、１９－１５の４点ビハインドで前半を折り返す。

後半が始まるとブルーファルコンは逆転に向け、勢いを見せる。Ｎｏ．１３今村のロングシュートからＮｏ．４野田、Ｎｏ．１４中村と続き、３連続得点をあげ、２０－１９と１点差に迫る。ここからはＧＫＮｏ．１６藤堂の好セーブやＮｏ．１１加藤の体を張ったディフェンスなどもあり、お互いに一歩も譲らない白熱した展開が続く。終盤、湧永製薬にペースを掴まれ、３０－２４と離され出したところで、流れを変えたいブルーファルコンは、タイムアウトを請求。その後、Ｎｏ．７桶谷のロングシュート、Ｎｏ．９中島のステップシュートなどで反撃するも届かず、３６－２６で敗れた。

この試合、ＧＫＮｏ．１６藤堂の安定したキーピングやＮｏ．１１加藤のパワフルなディフェンスなど光るプレーも見られ、チーム力が高まってきていることが確認出来た。次は、年明けにリーグ後半戦となるトヨタ紡織との試合がある。そこに向け、チーム一丸でベクトルを合わせ、来年最初の試合を勝利で飾る。

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