会員のみなさまへバックナンバー(2016.07)

元気に楽しく! OB仲間で生きがいづくり TGOB会

会員のみなさまへ

みなさまお変わりございませんか。

 九州地方は、梅雨に入ってから未曾有の集中豪雨に見舞われ、地震の被害をさらに重ねる悲惨な状況――心が傷むばかりです。
 OBの皆さまの中には、なすすべもなくお苦しみのご家族、ご親戚をお持ちの方もおありなのでは?心よりお見舞いを申し上げます。

新聞やテレビで毎日のように伝えられている、<EU残留か離脱か>を問うた英国の国民投票結果は、内外の事前の予想を覆す<離脱>と決まって不安が募っている様子。「感情が理性を超えた」と現地メディアが伝えております。
――現状に不満を持つ中高年層の影響が大きかったようですね。
 〝覆水盆に返らず〟ということわざがありますが、再選挙はほぼ無理であり、選挙後になって多くの若者たちが<離脱>して何がどう変わるのか?を事前に認識することなく離脱派の宣伝に乗って投票した挙句、もたらされた結果に当惑している様子をメディアが伝えております。
 私には、他国ごとではないように感じられます。国民投票とは異なりますが、きたる参議院選挙が初投票となる18歳の若者たちには、自分たちの国の将来をどうしたいのか、候補者の主張をよく聞いて投票してもらいたいものですね。職業や立場を超えて大切なのは〝ビジョン〟を持つことではないでしょうか。

英国が過去に植民地支配したカナダ、オーストラリア、ニュージーランド、インド、ジャマイカ、バハマなど16ヵ国では、エリザベス女王が英連邦王国の女王を兼任することを受け入れ、その国の人々から崇拝されている事実はあまり知られていないように思います。
 私事ですが縁あって通産省海外貿易開発協会(JODC)から2年間、マレーシアのゴム部品製造会社に派遣された折、ちょうど英連邦王国が4年ごとに開催するコモンウェルスゲーム(Commonwealth Game)がマレーシアで行われ見学の機会を得ました。英連邦に属する国や地域が参加する総合競技大会で日本ではなじみの薄い催しですが、69の国と地域が参加し、オリンピックにはない競技も盛大に行われ、閉会式にはエリザベス女王が出席されました。――その会場で「Great British Empire」とスピーカーで流された時は、英国の大航海時代、未知の世界を切り開いたかつての大英帝国の誇りに直面したような感じを抱き身震いしたのを想い出します。このような誇りがユナイテッド キングダム(United Kingdom)中高年の方々の心の中に脈々と流れていることが今回選挙でEUからの独立を志向した背景にあるように思えます。

<最近の同好会活動>
【森町支部】

5月21日、20名(森町地区OB会員8名、寮生12名)が環境美化活動の一環として〝サンヒルズ森〟周辺のゴミ拾い活動を行いました。

【本社地区】
ゴルフ同好会では、6月7日、69名の会員が参加し、第16回ゴルフ大会をベルフラワーカントリークラブで開催しました。個人優勝は小島肇さん、団体優勝は林和則・熊沢寛二・古谷宗雄・吉武英治のみなさんのパーティ―でした。

絵手紙同好会は現在15名で、月一回の頻度で開催しています。7月度の最新作をホームページにアップしましたので是非ご覧ください。

毎週木曜日、CBCのプレバト俳句でもお馴染みと存じます。江戸時代から庶民の間で親しまれている俳句ですが、OB会でも「はるひ句会」を結成して句創りを楽しんでいます。最新情報=7月号=をホームページにアップしました。  
 お世話役/鈴木定夫さんによる「句碑をたずねて」レポートと所属メンバー11名の秀作(課題句・自由句)を掲載しています。俳句に関心おありの方は是非ご参加ください。詳細は「お知らせ」コーナーでご紹介致します。

<今後の計画>
 7月23日(土)森町納涼祭、8月28日(日)TGフェスティバル、11月4日(金)TGOB会総会・懇親会=森町支部は11月12日(土)を計画しております。お手元のカレンダーにお書き止めのうえ、是非ご参加ください。

2016年7月
TGOB会 会長 藤井陽一朗