会員のみなさまへバックナンバー(2018.4)

芝桜

会員のみなさまへ

みなさまいかがお過ごしでしょうか

 みなさまお変わりございませんか。今年の桜は、陽気の急変などで各地とも足早の満開となり、二週にわたって〝見頃〟が続きました。みなさまも大いに満喫されたのではないでしょうか?
 この春、我が家ではピカピカの一年生とヨチヨチの園児が誕生です。それぞれ入学・入園準備に追われ、嬉しい悲鳴が聞こえています。みなさまのご家庭ではいかがでしょうか?

 先週末、金沢まで足を伸ばして参りました。なんと今では海外からの観光客が多数見受けられ、耳に届く会話もバラエティに富んでいますが、中でも多かったのが、中国からの観光客でした。
 ここで念頭をよぎるのは食事の問題、以前の赴任地・インドネシアの来訪客ならば大変です。――イスラム教の戒律で許される行為を〝ハラル〟禁止される行為を〝ハラム〟と呼び、色々な行為に厳しく適用されますが、とりわけ食品に関しては、格別厳格な適用が行なわれています。
 ハラム食品としては豚が有名ですが、そのほか肉食動物・爬虫類・昆虫に加え、水陸双方に棲息する亀・蟹などの食品が該当します。厳密にはハラム食材に触れることやそうした生き物を調理した包丁、容器などを用いてハラル食品の調理を行う――こと自体が禁じられております。
 従ってスーパーなどでは、レジで店員が間違って触れるのを防ぐ意味から、ハラム食品用に特別なレジを設けている所もあるくらい・・戒律尊守の理念が社会の隅々まで浸透しています。
 一方、牛・羊・鶏の肉はハラル食品ですが、〝イスラム教の作法に則って屠殺された〟等々細かい規則をクリアした証しを添えて認定機関に申請し――〝ハラルマーク〟が標示されます。
  ハラム食品の輸入は原則禁止されていますが、<中国料理>や<日本料理>用として特別に認可され、輸入・使用されています。
 2000年には〝味の素〟に微量な豚肉の成分が検出された、と言う出来事があり、現地法人の日本人社長が一時拘束されるなど、大きな問題となりました。単に豚肉などのハラム食材を取り除いて食事をすれば良い――と言うことではなく、そうした食材と一緒に料理された全ての食品がハラムの対象となります。(インドネシア人を食事に誘う場合、大いに気を使う点です)

ともあれ待望の〝春本番〟です。家庭菜園も本格的に始動開始!ですね。ハッスルし過ぎて、手・足や腰などを傷められることのないように・・みなさま、くれぐれもお心がけを願います。

同好会の活動

  • ・ゴルフ同好会 ; 3月13日、第23回大会が開催されました。
  • ・ウォーキング同好会 : 4月7日、健保合流ウォークが開催されます。
  • ・グラウンドゴルフ同好会 : 4月14日、第20回大会が開催されます。
  • ・バス旅行同好会 : 4月18~19日、一泊旅行が開催されます。
  • ・カラオケ同好会 : 4月25日、第13回大会を開催します。

概況はOB会ホームページで報告させて頂きます。
ご披見下さいますように。

2018年4月
TGOB会 会長 中村 謙一