会員のみなさまへバックナンバー(2016.08)

元気に楽しく! OB仲間で生きがいづくり TGOB会

会員のみなさまへ

みなさまお変わりございませんか。

 暑中お見舞い申し上げます。
ようやく関東地方も梅雨明けとのこと。例年にも増して暑い夏になりそうですが、(自覚の上では)歳を重ねるごとに暑さに対して鈍感になるように思えます。
ともすれば家の中でも〝熱中症〟になりそうですので、エアコンを適度に効かせる一方、水分摂取に充分留意しながら酷暑の季節を乗り越えたいものですね。

 リオデジャネイロでオリンピック・パラリンピックが始まりました。日本選手の活躍に胸弾む日々になりそうですね!メダル獲得を称えて「君が代」が厳かに演奏されると、選手のみならず応援の私達まで心にジーンとくるものを覚えます。
スポーツ特有の清々しさと感動感激。リオでも、しばしば味わいたいものですね。

 「君が代」は、わが国が鎖国を解いて、西洋諸国に仲間入りした明治の初めに時の政府が外交辞令上<国歌>の必要性を認めて制定したものですが、学校では余りそのいきさつが伝えられていないように思えます。私自身も、歴史的な名所や旧跡の多々ある愛知県に住むようになって50年経っていますが、国歌誕生に関わる名所がお隣りの岐阜県に所在していたとは、夢にも思いませんでした。

「君が代」の歌詞にある〝さざれ石〟は、約1200年前(平安時代)文徳天皇の第一皇子で近江に隠遁を余儀なくされた惟喬親王に仕えた木地師(歌人)が 江州(滋賀県)から木地椀の良材を求め歩くうち揖斐郡揖斐川町(旧春日村)で、自然に凝結して苔むして巨巌になっている珍しい石を目にし、見たままを「わが君は千代に八千代にさざれ石の巌となりて苔のむすまで」と、和歌に詠まれたものです。
千代に栄えることを希っためでたい歌であるため、お祝い事がある度に民衆の間で広く歌い継がれて来たものを国歌に相応しいと判じて国が採用し、当初は英国公使館勤めの軍楽隊長J.W.フェントンに作曲を依頼しましたが、洋曲は日本人に馴染み難いとの理由から、宮内庁雅楽課林廣守が作曲し直し、現在の気品に満ちた厳かな曲になった、と伝えられています。

ここでちなみに主要各国の国歌を比べてみますと、例えば中国は「抗日義勇軍行進曲」、米国の国歌「星条旗」は南北戦争で生まれたもの、フランスの国歌ラ・マルセイユーズは「フランス革命の革命歌」のように争いに関連した曲が多い中、日本国歌「君が代」と英国国歌「God Save the Queen」は共に穏やかで平和を尊ぶすばらしい国歌ではないでしょうか。

以前テレビで、パラグアイに「NIPPON GAKKO」という3500人の学校があり、日本の援助に感謝と敬意を払いつつ朝礼で「君が代」を毎日斉唱している様子が報じられ感動を覚えたものです。そうした日本で暮らせる日々を幸いと受け止めて、機会があったら子供達にも夏休みの想い出の一つになるよう、「さざれ石公園」を共に訪ねて、「君が代」のなりたちを含めて話し合ってみるのは如何でしょうか?

「さざれ石」は、国道417号線沿いに位置する岐阜県揖斐郡池田温泉から県道32号線を北上。揖斐川町春日川合の「さざれ石公園」にあり、名古屋護国神社、出雲大社、明治神宮、伊勢神宮などに献上されています。

OB会の活動
≪森町工場納涼祭への参加≫
●7月23日(土)森町工場で行われた〝第34回納涼祭〟に、OB会森町支部も参加し、「ポップコーン」の販売を行いました。当日は暑くもなく涼しいうってつけの天候でしたが、ライブステージ、トルフェルサチアリーダーの演技や多くの売店、大抽選会、花火の打ち上げなどのプログラムが進められ、昨年より多くの近隣の人々の参加を含めて楽しく賑やかな催しとなりました。
*状況は「お知らせコーナー」で紹介させて頂いていますのでご覧ください。

≪TGフェルテイバルへの出展≫
●8月28日(日)15:30から豊田合成グランドで行われる「TGフェスティバル」へ、昨年に引き続き出展します。TGOB会の〝会旗〟を新たに掲げる予定です。OB各位の趣味を活かした小物の販売コーナー、OB会の活動状況などを出展させて頂きますので、是非お越し下さい。

≪ウォーキング同好会≫
●8月16日(火)青春18キップを使用し中山道「奈良井宿」でウォーキングを開催。
(参加希望者は鈴木武助さん090-7038-4708までお申し込み下さい)

2016年8月
TGOB会 会長 藤井陽一朗