会員のみなさまへバックナンバー(2018.6)

芝桜

会員のみなさまへ

みなさまいかがお過ごしでしょうか

 田植えが始まり、燕の舞う姿もチラホラ見受けられるこの頃――いよいよ梅雨入りですね。
ために畑の方は、玉葱やジャガイモの収穫チャンスを窺い、夏野菜はトマトやナスの芽欠き、長ネギ・里芋の土寄せ、スイカ・カボチャへの藁引きなどなど、案外に手のかかる時節ですが、好きな畑にいますと時間の経つのも忘れてしまう程です。ある意味それこそ注意のしどころ・・
みなさまも集中し過ぎず、藪蚊や熱中症への備えにも充分に配慮しながらお過ごしください。

 さて――今回も、先月版でご紹介した(かつての赴任地)インドネシア飲食文化の続編です。

◎嗜好品
 インドネシアでは、バンドン周辺台地を中心に茶畑が広がっております。摘み採った茶葉を加熱したものが<緑茶>、完全発酵させたものが<紅茶>で・・90%が〝ジャワ・ティ〟としてヨーロッパに輸出されています。
 コーヒーは世界3位の生産量を誇り、産地によって〝バリコーヒー〟〝ジャワコーヒー〟などと親しまれ、輸出用は高価なアラビカ種がスラヴェシ島中部、スマトラ島北部の山岳地帯(標高1,200~1,800m)で栽培され、〝トラジャ〟〝マンダリン〟など、世界的に著名なブランド品として広く知られております。
 <インドネシア式コーヒーの呑み方ご紹介>
 炒った豆を粗挽きしてお湯を注ぎ、砂糖を大量に加えてかき混ぜ、蓋をして沈殿するのを5分ほど待つ。粗挽きなので十分沈殿させずに呑むと、コーヒー豆の粒が舌に残るので違和感を覚えます。長時間放置しますと冷めて美味しくなくなり、砂糖分の殆どがコーヒー粒と一緒にカップの底に沈殿するので(勿体ない)感じも受けました。
 <イスラム国にも関わらず・・>
 ビール党も沢山いますよ。国産品では、オランダ・ハイネケンからの技術供与で生産されている〝ビンタン(星の意味)〟が有名で、少し甘口ながらも結構呑みやすいビールでした。
 勿論、日本食レストランへ行けば日本製の〝キリン〟や〝アサヒ〟も呑むことができます。

◎レストラン・日本食
 日本食レストランは、ジャカルタだけで百店以上もあり、日本人コックのいる中級以上のレストランで調理される魚介類は週1~2便、定期的に東京の築地から空輸され、顔なじみになるとお店の人が、到着したばかりの新鮮な魚を耳うちしてくれるような場合もあります。
 インドネシアでは日本食がステータスで、5つ星レストランには必ず日本食レストランがあり、日本でも有名な『灘万』などの一流料理店も多数出店しています。わが国でお金持ちがフランス料理を食べるように、インドネシアではお金持ちが高級日本食レストランで日本料理を味わっており、有難いことにゴルフ場のレストランにも、必ず日本食のメニューがあります。
 日本人には当たり前のため気が付きませんが、日本料理は種類が豊富で、また料理によって食べ方もそれぞれ異なり、外国人には箸の使い方はもとより作法の難しさ自体も中々新鮮で、興味をそそられるようです。日本人が傍に坐ると食べ方を見て学ぼうとでも思っているのか、チラッチラッと見られた場合もありました。食べ方やマナーにおいても注意が必要と思います。(日本食は、健康によく美味しい)と中流階層にも人気が拡がり、スーパーの食堂などでは回転寿司も出始めました。〝Hoka Hoka Bento〟という名のファーストフードも空港やスーパーなどで見受けます。が、日本のホカ弁とは――味の面でまだまだ乖離がありますね。
 *次回・7月判では、インドネシア=中華料理編=を紹介させて頂く予定です。

OB会「同好会」の活動

  • ・ボウリング同好会 : 5月8日、第13回大会が開催されました。
  • ・春日工場見学会 : 5月15日に開催されました。
  • ・スプリングカップ : 6月2日に開催されます。
  • ・グラウンドゴルフ同好会 : 6月5日に地域交流大会が開催されます。
  • ・ゴルフ同好会 : 6月12日に第24回大会が開催されます。
  • ・ウォーキング同好会 : 6月23日に醒ヶ井宿ウォークが開催されます。

概況はOB会ホームページで報告させて頂きます。
ご披見下さいますように。

2018年6月
TGOB会 会長 中村 謙一