会員のみなさまへバックナンバー(2018.7)

月下美人

会員のみなさまへ

みなさまいかがお過ごしでしょうか

 みなさまお変わりございませんか。今年の梅雨は台風7号の影響含めて長期間居座りそうな雲行きでしたが結局――例年より一週間ほど早く終わって真夏を迎えてしまいましたね。
 しかし各地で土砂崩れや河川氾濫などの被害が続発しています。みなさま方やご家庭・お身内ともども、自然被害の及ばぬことを切望いたしております。
 サッカーのW杯では、FIFAランキング3位のベルギー相手に2点を先行、
〝8強〟入りの期待を抱かせた激闘でした。結果は残念でしたが善戦を賞賛したいと思います。老若どなたも深夜や早朝からテレビ観戦に熱中された影響でご体調もままならないこととは存じますが、蒸し暑い日々が続きます。熱中症対策を――充分配慮して頂きながらお元気にお過ごし下さい。

 さて――今回は、先月版で予告の(かつての赴任地)、インドネシアの〝中華料理〟編です。
 インドネシアは華人が多い理由も含めて中華料理店が数多く、本場中国に劣らず味も良好です。
 5つ星の高級ホテルから街筋の小規模な店まで何処にでもあり、何処で食べても外れは少ない。難点は一品の量が多くて最低3人位いで食事をしないと、料理を様々に楽しむことの難しさです。

ジャカルタ市内の北部(コタ)には多くの華人が住んでおり、<中華街>を形成しています。
 もとより高級店もありますが、庶民的で安くて美味しい店が多く、金曜日の昼休みは特別な礼拝を行なうため、普段より休憩時間が少し長く、――われわれ異教徒はその時間を利用して、会社近くの安くて美味しい中華料理店には・・随分お世話になったものです。

海の近くで海老が養殖され、日本にも大量に輸出されていますが、現地ではとりわけ美味です。
 出向赴任の期間を通してよく賞味した〝ウダン・ルプス(小海老をボイルしたもの)〟の味が忘られないと、出張して来るたびに必ず食べに行くリピーターも結構居られたぐらいです。

高層ビルの連なるオフィス街でも昼間から屋台(カキ・リマ=5本足の意味)が並び、一般のビジネスマンはそこで昼食を済ませますが、タイの屋台に比べると衛生面で劣るため、日本の方々にはお勧めできません。――以前、出向者の忠告に耳を貸さず「グローバル企業の社員は現地に溶け込まなければ駄目だ」と逆に訓戒し、積極的に屋台へ食事に行かれた豪傑も居られましたが、果たせるかな、帰りの機中で激痛が始まり、帰国後空港から病院へ直行してそのまま入院されたそうです。<幼少期から無菌状態で育った人は格別食当たりに注意が必要>とも言われております。が・・幸か不幸か?小生の場合は当て嵌まりませんでした。

そのほかジャカルタ在住日本人約7千人に対して韓国人は約3万人と言われ、韓国レストランも多く見られます。日本人出向者にも人気があり、高級店もありますが、5つ星ホテルには含まれていませんし、(在留韓国人の)人数と対比してみて存在感も希薄な印象を受けました。

 小生の(さほど多くはない)海外出張・赴任や旅行の経験を省みて考えますと、身体の大きな民族(ゲルマン、アングロサクソン系)の食事は総じていまいちで、身体の小さな民族の食事は美味しく感じたものでした。従ってドイツ、イギリス、アメリカの料理はいまいちで、フランス、イタリア、中国、インドネシア、ましてや日本の料理は美味しい――という事になるのかな(笑)。

*次月版では・・インドネシアの<果実>についてご紹介させて頂きます。

OB会「同好会」の活動

  • ・スプリングカップ : 6月2日に開催され、OB会は18位と20位でした。
  • ・グラウンドゴルフ同好会 : 6月5日に地域交流大会が開催されました。
  • ・ゴルフ同好会 : 6月12日に第24回大会が開催されました。
  • ・ウォーキング同好会 : 6月23日に醒ヶ井宿ウォークが開催されました。

概況はOB会ホームページで報告させて頂きます。
ご披見下さいますように。

2018年7月
TGOB会 会長 中村 謙一