会員のみなさまへ

みなさまいかがお過ごしでしょうか

　みなさまお変わりございませんか？海外にもよく知られる奇祭〝国府宮はだか祭〟も無事終了し〝春一番〟も吹き荒れましたね。いよいよ待望の季節を迎えて、庭の梅も白い花をチラホラと咲かせています。気分も自然に浮き立って参りますが、季節の変わり目――ご注意下さい。
ところで昨年の「はだか祭」は2月9日、対して今年は28日・・20日にも及ぶ時期の相違を不思議に思えた次第でしたが「はだか祭り」は、旧暦の1月13日に行われることになっているようです。新暦である「グレゴリオ暦」は〝太陽暦〟ですが、旧暦である〝中国歴〟は・・太陰太陽暦で、〝大陰暦〟として今日まで伝えられてきております。
〝太陽暦〟は、太陽を基準とした暦で――地球が太陽を周回する日数を換算して作られた暦。
　 〝大陰暦〟は、月を基準とした暦で――月の満ち欠けを基準に日数を区切る暦とされています。
暦ふたつの大きな違いは、一年の日数が異なるところ。〝太陽暦〟では365日で、四年に1度「閏（うるう）年」が設けられていますね。一方、月の満ち欠けにより日数を区切る〝太陰暦〟は、ひと月を平均29.5日と定めた歴法。従って〝太陰暦〟での一年間は29.5×12＝354となり、〝太陽暦〟より11日少ないことになります。――そうした事由で〝太陰暦〟には、三年に1度の「閏月」が設けられ、一年が13カ月になる年さえもあり得る次第で、地元の大祭「はだか祭り」の開催も毎年日にちが変わってくるのを、相応に理解納得出来ました！という次第です。

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　ともあれ＜春本番＞＜芽吹き＞の時節到来。家庭菜園も本格的な始動開始となりますね。とは申せ風は肌身に応える冷たさです。ハッスルし過ぎて足腰を傷めないようお心がけを願います。

2018年3月
TGOB会　会長　中村 謙一