会員のみなさまへ

みなさまいかがお過ごしでしょうか

　春は弥生、庭の紅梅は淡いピンク色、福寿草の黄色も鮮やか、畑のあぜ道にはツクシンボもちらほらと顔を見せ、一雨毎に暖かくなり春近しと思わせます。

　お孫さんのおられる皆さんは、ひな祭りから始まって卒園・卒業式など嬉しい巣立ちの行事を含めてご多忙な日々をお過しのことと拝察いたしております。
とは申せ、遠望する峰々はなおクッキリとした雪景色です。インフルエンザもまだまだ猛威を振るっている様子――外出後にはウガイ・手洗いを忘れないように心して過ごしましょう。

　ここで再び、2年前まで出向滞在していたインドネシアの雑学ですが・・

• ＜宗教＞信仰の自由が認められており、各種多様な宗教が混在しています。イスラム教が87%、次いでキリスト教、バリで信仰されているヒンドゥー教（バリでは87%）。もちろん、仏陀も崇められています。
• ＜教育＞6・3・3制。小学校が義務教育で6年、中学は普通教育と職業中学に分かれています。
• ＜生活＞ネシア人の生活習慣の基本は、和合精神と相互扶助。農作業や冠婚葬祭など〝人出のかかる要件は皆で助け合う〟のが、共同生活の基盤になっています。また驚くことにイスラム教では「死者の埋葬は24時間以内に」とされており、遠隔地の親族が間に合わないことも・・・教義に従い、霊魂の成仏を願う大切なしきたりなのです。
• ＜政治＞立憲共和政です。最高機関の国民議会は５年に一回開かれ、920名（大半は大統領が任命）、国会は一院制で議員定数500名、400名は比例代表制で選出、残りは大統領により選出されます。
• ＜産業＞人工の50%が農業に従事。天然資源にも恵まれており、石油埋蔵量は世界の10指に入ります。スハルト大統領時代の1970年代に急成長しましたが、現在は11%に下落。代わって観光収入が増えていましたが、2002年来の爆弾事件などを境に陰りが生じて到着ビザなるものができました。（目先しか考えられない社会の意識が要因なのかも？）
• ＜気温＞赤道直下に位置していますので典型的な熱帯性気候です。4～10月までが〝乾季〟、11～3月までが〝雨季〟。乾季と雨季との気温差は余りなく、平均気温は27～30℃、湿度は73～87%です。
• ＜衛生＞アセアン地区ではシンガポールが衛生度0.3ポイントで最高、わが国は3.5ポイントで2位、3位は香港で3.6ポイント。それにくらべてインドネシアは9.3ポイントで最低劣悪評価です。

――略々、ご紹介したような国情の赴任地でした。国内では見聞できない事象も多々あり得難い経験。切り口を代えつつ、以降もご紹介させて頂きます。

◆同好会の活動

・ゴルフ同好会 : 3月14日(火) 第19回大会が開催されます。
・グラウンドゴルフ : 4月8日(土) 第18回大会を計画中です。
・バス旅行会 : 4月19～20日に高山方面に一泊旅行を計画中です。
・ウォーキング同好会 : 4月に健保企画に相乗りし岡崎方面で計画中です。
・カラオケ同行会 : 4月26日開催を計画中です。
其々、開催ひと月前には案内が出ますのでHPのご活用をお願い致します。

2017年3月
TGOB会　会長　中村 謙一