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2022年07月04日
稲沢工場の土壌調査結果について
豊田合成株式会社は、稲沢工場敷地内の整備工事計画に伴い、土壌調査を行った結果、「土壌汚染対策法」(以下「法」という)に定められた基準を超える特定有害物質を検出しましたので、下記の通りお知らせいたします。本日7月4日、当社は本調査結果を愛知県に報告しました。汚染が判明した場所はコンクリート舗装等で覆われており、汚染土壌の飛散や流出の恐れはありません。
記
1. 調査概要
・調査対象地:
豊田合成株式会社 稲沢工場 敷地内
愛知県稲沢市高重西町37番1の一部
・調査対象面積:
4,111.5平方メートル
2. 調査結果
(1)土壌溶出量
次表のとおり法に規定する基準を超過していました。
表は左右にスクロールできます
特定有害物質名 | 測定結果最大値 | 土壌溶出量基準 | 基準超過 土壌検出深度 |
超過区画数/ 調査区画数注2 |
砒素(ひそ)及び その化合物 |
0.045mg/L (4.5倍)注1 |
0.01mg/L 以下 | 0~0.5m | 8/53 |
注1: ( )内は土壌溶出量基準に対する倍率を示す。
注2:調査対象地を10メートル格子で分割した区画数
(2)土壌含有量
土壌含有量については、全ての調査地点で法に規定する基準に適合していました。
3. 汚染の原因および現在の状況
当該地は1981年から当該事業所(稲沢工場)のテニスコートとして利用しており、1990年頃からは、資材置場として利用しています。当該事業所においては砒素及びその化合物の取扱履歴がありますが、当該地における取扱履歴はなく、原因の特定には至りませんでした。
なお、汚染が判明した場所は、コンクリート舗装等による被覆の拡散防止措置が実施されており、汚染土壌の飛散や雨水等による汚染の拡散の恐れはありません。
4. 今後の対応
県の指導に従い、地下水汚染の有無を調査するとともに、ボーリング調査により深度調査を実施し、措置を検討する予定です。また、土壌汚染対策を適切に実施していきます。
5. 事業者の連絡先
豊田合成株式会社 総務部
愛知県清須市春日長畑1番地 電話:052-400-1055
以上