豊田合成株式会社 豊田合成株式会社

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サプライヤーとの関わり

サプライチェーンマネジメント

豊田合成グループはサプライヤーとの共存・共栄の考えのもと、調達基本方針を定め、サプライヤーの皆様とパートナーシップを深めながら、持続的な成長を共に目指しています。

調達基本方針

1.グローバル最適調達

当社は、原材料、製品、設備等を、コスト・品質・技術・生産を考慮しながらグローバルな観点で最適なものを公正に調達しています。

また、サプライヤーからの新技術・工法、新商品等のご提案を歓迎しています。

2.相互信頼に基づく相互発展

当社はサプライヤーとのオープンで対等な関係を基本に、互いに企業体質の強化・経営の革新に努め、相互信頼関係を築くことで、TG グループの総合力の向上を目指しています。

3.持続可能な社会に向けた取り組み

当社はSDGsをはじめとした社会課題への取り組むべき活動規範をガイドラインとして定めサプライヤーと共有し活動を推進しております。また、サプライチェーンを含めた企業活動における法令遵守、機密保持の徹底を図っています。

豊田合成のサプライチェーン

当社が直接取引している国内外におけるサプライヤーの数は、製品・部品で419社、資材・設備で327社であり、その他のサプライヤ―を含めると合計772社となります。

製品・部品 資材・設備 その他 合計
サプライヤー社数[単体] 419 327 26 772
推進体制(グローバル連携)
組織 調達品目
調達部 調達企画室 仕入先品質・ものづくり改善支援
WS・FC部品調達室 自動車部品 ウェザストリップ製品、機能製品
IE部品調達室 内外装部品、電子製品
SS部品調達室 セーフティシステム部品
資材・設備調達室 原材料(自動車・特機製品の使用するもの)、生産設備・治工具
ライフソリューション企画部 ライフソリューション調達企画室 LED関連製品 オプトエレクトロニクス製品及びそれに使用する原材料、加工部品
特機製品 空調製品、住宅関連部品、農機/建築/産業機械部品
モールド事業統括部 金型グローバル企画室 全社で使用する金型及び金型部品
グローバル連携

グローバルでの事業展開において、品質・コスト・リスク回避などあらゆる面を考慮し、さらに現地調達を推進していくために各地域の調達担当者間での連携に取り組んでいます。情報共有の場として、グローバル調達連絡会を年に2回開催し、各地域の拠点長とQCD( 品質・コスト・納期)に加え環境を含めたサステナビリティ活動における情報共有や課題解決に向けた対話をしています。またバイヤー教育資料や現地化推進情報の共有など相互サポートしながら、グローバルな調達網の強化に努めています。

新規サプライヤーとの取引

当社Webサイト上にエントリーフォームを設置し、新規提案や新規取引に対してオープンな対話をしています。

また新規取引開始にあたっては、QCDの評価に加え、当社のサステナビリティガイドラインへの賛同状況等を踏まえた、経営の取り組み状況を確認し、取引開始におけるリスクマネジメントをしています。

同時に各種契約書や覚書の締結と合わせて、豊田合成の展開する各種ガイドラインを説明し理解を求めています。

新規サプライヤーのアセスメント

新規取引を開始するサプライヤーについては、取引先選定要領を社内規定として定め、運用をしています。

財務状況などの審査に加え、ISO9001やIATF16949などの品質マネジメントに関わる認証の取得状況確認の他、サステナビリティ課題についての調査を行い、取引開始の可否を判断しています。

サプライヤーとの取り組み

サプライチェーン全体でのサステナビリティへの取り組み

企業におけるサステナビリティの取り組みに対する期待の高まりを踏まえ、「仕入先サステナビリティガイドライン」を作成しサプライヤーの皆様へご理解と実践を頂くことを要請しています。また、潜在リスクへの気付きと早期対策を目的にセルフチェックシートを提供し、セルフアセスメントを実施いただいています。

同ガイドラインは、人権・労働、環境、コンプライアンスなどの項目に関する方針を定めており、社会面(児童労働・強制労働・差別禁止や機会均等・結社の自由・団体交渉・長時間労働削減・最低賃金の遵守・健康と安全)に加え、水使用や生物多様性などの環境面への順守を要請しています。

環境に関しては、「グリーン調達ガイドライン」において、CO2の削減、廃棄物を含めた資源循環、化学物質の管理を求めています。また、紛争鉱物については、サプライヤーに責任のある資源・原料調達を要請するとともに年に1回、全てのサプライヤーに協力いただき紛争鉱物に関する調査を実施しています。

上記の通り、様々に変化する社会情勢に合わせて、サプライチェーン全体で持続的成長に必要な取り組みを促進しています。

仕入先サステナビリティガイドライン
  • 仕入先サステナビリティガイドラインの主な内容
  • 人権、労働
  • 倫理・コンプライアンス
  • 安全、品質
  • リスクマネジメント
  • 情報管理
  • 環境への取組
  • 責任ある資材・原材料の調達
  • 社会貢献
  • サステナビリティ活動の推進
サプライヤー自己判断シート(自己チェックシート) グリーン調達ガイドライン
責任ある資材・原材料の調達

ビジネスのグローバル化に伴い、サプライチェーンのグローバル化、多様化が進展しています。しかし、世界には強制労働や劣悪な環境での労働など、労働者の権利への配慮がされていない状況が存在しています。

豊田合成は、その一つとして、劣悪な労働環境の下で採掘されている紛争鉱物の問題をサプライチェーンにおける重要な問題として認識しています。

具体的な取り組みとして、「仕入先サステナビリティガイドライン」を改訂いたしました。これをもとにサプライヤーに対し、責任ある資源・原材料調達を要請しています。

今後も、サプライヤーと協力し、懸念のある鉱物の使用回避にサプライチェーン全体で取り組んでまいります。

また、年1回、関連するすべてのサプライヤーにご協力いただき、紛争鉱物調査を実施しております。2022年度は調査対象となるサプライヤーより調査票を提出いただきました。その中で紛争鉱物として問題となる重大な事案は見当たりませんでした。

市場の変化に伴い対象鉱物の広がりもあるため、リスク対象を定期的に見直し、豊田合成としての対応方法も検討していきます。

環境リスクアセスメントの実施

●環境負荷物質

豊田合成では環境規制に確実に対応するため、サプライヤーにご協力いただき、納入される製品に含まれる化学物質について調査しております。

●新規サプライヤー

新規サプライヤーに対しての環境リスクアセスメントとして、取引を開始するにあたりISO14001または、第三者認証を取得しているかの確認を実施しています。認証を取得していない場合は、豊田合成独自で制定したガイドラインを満足しているかの確認を行い、満足していない項目がある場合には、是正要求をし、結果の確認を行っています。

贈収賄防止への取り組み

豊田合成グループは、「豊田合成グループ行動憲章」に基づき、「グローバル贈収賄ガイドライン」を策定し、豊田合成グループ全体で贈収賄、会計不正などの腐敗行為の未然防止に取り組んでいます。また、豊田合成の事業に関与する全てのサプライヤーにも、政治・行政との関係において贈賄等を行ったり、第三者に対して豊田合成グループのための不当な利益等の取得・維持を目的とした接待贈答・金銭等の授受・供与を行ったりすることのないよう、要請しています。

サプライチェーンのカーボンニュートラル促進

サプライチェーン全体でカーボンニュートラルを目指す為には、豊田合成だけではなく、サプライヤーと共同で推進する必要があります。

そのために、カーボンニュートラルの理解浸透活動を実施、サプライヤー自社の加工時や物流のCO2排出量、個々の課題を把握した上で、豊田合成の省エネノウハウを展示した「省エネ道場」や、エネルギー使用量実測サポートなどの支援策を提供しつつCO2排出量削減に取り組んでいます。

サプライヤーとのパートナーシップ強化

毎年4月に「調達方針説明会」を開催し、国内主要サプライヤー約250社に対して経営理念や事業環境、会社方針を説明し、安全・コンプライアンス・サステナビリティ・品質・生産・原価に関する取り組みと目標を共有した上で、期待値懇談会を通じて結果の確認と改善に向けた協議を定期的に行っています。

また、毎年12月に「サプライヤー月間」と定め、サプライヤーに対して「感謝と尊敬の念をもち、本音に謙虚に耳を傾ける機会」「より良い関係でより良い仕事ができるように変えるべきことがないか、真剣に考え、行動する機会」として、2019年度から開催しています。サプライヤーと今後の事業環境の変化対応などに関する意見交換や、品質向上やコロナ禍での生産対応など日頃の取り組みに感謝の意を表すために感謝状の贈呈などを実施しています。

さらに年6回「調達連絡会」を開催し、防火・防災の取り組み事例の紹介や、生産量・品質・コンプライアンス・サイバーセキュリティなどの情報の共有に加え、カーボンニュートラルをはじめとした社会課題に関する「セミナー」を開催しています。

2020年度からは、サプライヤーなどの経営者を対象に「経営困りごと相談室」を設置し、企業経営や財務、人事、法務など様々な経営課題について、少人数単位での率直な相談を受け付け、実効性の高い解決策をアドバイスすることに努めています。

サプライヤー評価制度

豊田合成は、サプライヤー評価制度を設定し、サプライヤーの企業体質強化や優良なサプライヤーの表彰などに活用することで、パートナーシップの強化に努めています。

共に成長するためのサプライヤー支援

安全・サステナビリティ・品質・原価・生産の観点から様々な支援を実施しています。特に、安全に関しては塗装などの生産設備の防火点検やリスクアセスメントに基づく未然防止活動、生産に関してはモノづくり改革活動による現場改善、いずれも人材育成支援と関連付けながら取り組みを進めています。なお、育成支援においては、当社のスキル保有者の出向やサプライヤーのコア人材の出向受入など、サプライヤーの経営課題に見合ったかたちで能力強化に努めています。

また、サプライヤーが相互研鑽や優良事例の横展開を目的に編成する「協和会」の活動を側面から支援し、人材育成の推進やカーボンニュートラルの実現に向けた活動へも取り組んでいます。特に「サプライヤー月間(12月)」では、改めて各社の日頃からのご尽力に心から感謝の意を表すとともに、サステナビリティ活動の支援強化を図っています。

2022年は、サプライヤーが培ってきた知見を当社製品の付加価値向上に活かすなど、双方の競争力強化を図ることを目的に、協和会による「勝ち(価値)技展示会」を開催しました。各社の得意技術、付加価値製品、カーボンニュートラルなどのサステナビリティ活動などの紹介を通じて、新価値創造やサプライチェーン全体の企業成長につなげていきます。

TOPICS

豊田合成協和会

豊田合成協和会(以下協和会)とは、1970年、社会的な品質ニーズの高まりをきっかけに発足した、豊田合成と主要仕入先さまの相互研さんと共存共栄を目指す協力会のこと。「設備・金型」「ゴム・金属」「樹脂」3つの部会で成り立ち、品質・防火防災安全の分科会開催、職場改善事例・QCサークル発表会、豊田合成階層別教育や国内外研修への参加、豊田合成トップとの納会など、豊田合成と連携しながら各種活動を展開しています。

将来の価値を共に創造するパートナーとして

1970年から豊田合成と共に活動をしてきた協和会は、安全、品質、不良低減なども含め、豊田合成のニーズに応えながら、各社がそれぞれの技術を磨いてきました。しかし自動車業界が大きく変わりつつあるなか、競争力を高めるには活動の見直しが不可欠と考え、若手研さん会などを通じて会員が真剣に議論し合い、新たな方向性を打ち出すことにしました。その第一歩が、協和会の目指す姿を明言した理念の制定であり、3つの委員会の立ち上げです。いずれも協和会の会員が中心になり、自発的な活動をするのが特徴です。

協和会は、日々の生産活動に力を注ぐのはもちろんのこと、長期的な目線に立ち、豊田合成の将来の価値を共に創造していくパートナーでもあります。今回の活動強化をきっかけに、豊田合成の皆さんと活発に意見交換をしながら、パートナーシップを強化するとともに、豊田合成の事業戦略の実現に向けて活動を推進していきます。

株式会社近藤製作所代表取締役社長 豊田合成協和会会長 近藤茂充さん 株式会社近藤製作所 代表取締役社長
豊田合成協和会 会長
近藤 茂充さん

もっと豊田合成を知り、もっと私たちのことも伝えたい

先日、北島技術センターで開催された技術展示会を見学し、豊田合成の技術開発や非自動車分野への果敢な進出に感銘を受けました。そして私たち協和会が技術力を発信する重要性を強く感じました。豊田合成の仕入先として培ってきたコア技術を自動車部品以外で応用するなど、協和会会員各社には多様な技術で付加価値を高める事例がいくつもあります。「もっと協和会のことを知ってほしい」「まだまだお手伝いできることがある」。そんな思いから「ONE TEAM, ONE TG. 委員会」を発足し、最初の活動として各社の「勝ち技」「価値技」を提案する「勝ち技展示会」を企画しました。展示会の目的は「発信力やアピール力の向上」「TGの戦略・方向性・困り事など生の声を聞く」「お客さまニーズへの対応力の向上」の大きく3つです。こうした活動を通じて、コンタクトの少ない領域の皆さんともコミュニケーションを図り、付加価値向上につながるワクワクする企画を一緒に生み出していきたいと考えています。

株式会社鈴木化学工業所代表取締役社長 協和会役員 小幡和史さん 株式会社鈴木化学工業所 代表取締役社長
協和会役員
小幡 和史さん
サプライヤー研修

サステナビリティ分野における企業を取り巻く環境は急速に変化しており、サプライチェーン全体で動向を理解し、適切な対応を取っていくことが重要と考え、主要サプライヤーに対する研修を行っています。

サステナビリティ全体、環境、人権などのトピックスやカーボンニュートラル、サイバーセキュリティの強化などについて適宜説明会を開催し、サプライチェーン全体での取り組みの重要性を理解いただけるように努めています。

サプライヤー情報のモニタリング

継続的に取引を実施しているサプライヤーには年に1回以上の頻度で、経営情報に関するサプライヤー調査票の提出を依頼しており、提出された内容を調達部全体で共有しています。大きな変化点についてはサプライヤーを訪問し、ヒアリングを実施するなど、サプライヤーの変化をいち早くつかむことで、リスクの早期解決や困り事の解決など実施しています。

加えて、QCDを含めたサプライヤー評価を行い、各社の強みと弱み、課題を整理した上で、取引内容を検討しています。

社内の取り組み

従業員教育・研修

調達業務に従事する従業員一人ひとりが、サプライヤーに対し、オープンで公平・公正な調達活動を推進できるよう、「豊田合成行動倫理ガイド」に従った活動に努めています。

また、持続可能な社会の実現に向けては、社会課題や情勢に鑑みた取り組みをサプライチェーン全体で推進しています。定例的な活動として、様々に変化する社会情勢に対応した調達活動を実践するために調達部会を毎月実施しており、全ての調達部員は、コンプライアンス(下請法、贈収賄など)、安全、カーボンニュートラルに関する情報などを周知しています。

関連団体やイニアシチブへの参画

当社は日本自動車部品工業会(JAPIA)・日本ゴム工業会(JRMA)などの業界団体に参加しており、社長がJAPIAの役員(理事)を務めています。

これらの業界団体での活動を通じ、経済産業省の推進する「パートナーシップ構築宣言」を行うなど、サプライヤーと共に持続的に成長していくための取り組みを進めています。

またJAPIAの総務委員会において、震災に加え風水害やパンデミックを踏まえた「JAPIA BCP ガイドライン」の改訂に参画し、自動車部品産業に関連するサプライヤーの方々のBCP策定に資する取り組みなどを行っています。

TOPICS

パートナーシップ構築宣言

豊田合成は、内閣府および経済産業省などによる「パートナーシップ構築宣言」を2020年8月に公表しました。「パートナーシップ構築宣言」とは、サプライチェーン全体の共存共栄と規模、系列などを超えた新たな連携などを宣言するものです。

パートナーシップ構築宣言
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