TOYODA GOSEI

お問い合わせ

2019 70 anniversary

サステナビリティ

循環型社会の構築

廃棄物量※1・水使用量の低減やリサイクルしやすい製品設計を通して限りある資源を有効に利用し、循環型社会の実現に貢献しています。

  • ※1 TG2050環境チャレンジで掲げた排出物量極小化に向け、現在は、2020年度目標である廃棄物量の低減に取り組んでいます。

基本的な考え方

TG2050 環境チャレンジで掲げた循環型社会の実現に向けて、排出物量、水使用量の極小化を目指し、材料使用量の低減、徹底的な分別による廃棄物の低減、リサイクルしやすい製品設計など資源の有効利用に取り組んでいます。

また、水に関しては世界各地で水不足や水害などが発生しており、大きな問題となっています。そのため、グローバルで活動を展開する国・地域におけるリスクの洗い出しを行うとともに、水使用量の低減や水のリサイクルはもちろん、よりきれいな排水として地域に還すことにも取り組んでいます。

廃棄物の低減

製品のリサイクル技術の開発

自動車のライフサイクル全体を考え、リサイクルしやすい製品や材料の開発・設計、廃材のリサイクル技術の開発を推進しています。これまでに数種類のゴムを使った製品やゴムと異なる素材を使った製品のリサイクル技術などを確立。資源の有効活用に向けたリサイクルの取り組みを推進しています。

■ELV※2部品リサイクルに向けた技術開発

重点項目 取り組み方策
新規リサイクル
  • 複合素材分離技術
  • 新規再生処理技術
    (高品質マテリアルリサイクル)
リサイクル材の
車両搭載
  • ELV部品再生処理技術
  • リサイクル材用途開発
リサイクルしやすい
製品設計
  • 解体しやすい製品設計
  • リサイクルしやすい素材、構成への変更
  • ※2 使用済車両(End of Life Vehicle)
生産段階での廃棄物の低減

2020年度目標達成に向け、生産工程における廃棄物低減を図るため、発生源対策とリサイクルを推進しています。さらにTG2050 環境チャレンジの達成も視野に入れ、工場、生産技術、材料技術、製品設計部門と連携した「廃棄物低減プロジェクト」を発足させ、発生源対策の強化を図っています。各工場では、現地・現物による低減活動に加え、外部の専門家による低減アイテム出しを行い、ゴム、樹脂、廃液の低減を実施しています。

また、国内外グループ会社にも廃棄物低減を促進するための勉強会を実施しています。

■廃棄物量・売上高当り廃棄物量(指数)※3
国内連結
  • ※3 売上高当り廃棄物量(指数)は基準年を100とした場合の数値
豊田合成(株)
海外関係会社
廃棄物発生量・処理状況
事例

エアバッグパッドの易解体(いかいたい)※4設計による廃棄物低減

従来、パッドと金属をリベットでかしめていたため、不具合時に製品の解体ができず、良品部材も含め全て廃棄物として処理していました。品質面を考慮しつつ固定方法を容易に解体できる構造に変更することで、部材ごと(樹脂パッド、布、金属)に分解できるようになり、リサイクル・有価物化によって、廃棄物を約8.5トン低減しました。今後も同様の観点で廃棄物の低減を進めていきます。

  • ※4 いろいろな部品が簡単に取り外しできること

本革廃材を活用したノベルティの商品化

従来、当社で発生する本革の廃材には、原皮に残ったバラキズなどの部位も含まれ、端材同様、廃棄物として処理していましたが、「職場のもったいない活動」の1つとして従業員から提案された「革の廃材を活用したノベルティ作製」に取り組んだ結果、商品化に成功。廃棄物低減にもつながりました。

物流段階の梱包材の低減

製品輸送時に使用する梱包材の使用量を減らすため、毎年目標を設定し、低減活動を続けています。2018年度は、通い箱の洗浄回数を増やし清潔に保つことで、汚れを防ぐために使用する梱包材を低減しました。さらに通い箱への蓋付けなどによる梱包材の低減も進めました。

今後も製品の品質維持と梱包材の使用量低減とのバランスを考慮しながら、低減活動を進めていきます。

■物流梱包材使用量・売上高当り物流梱包材使用量(指数)※5

豊田合成(株)

物流梱包材使用量・売上高当り物流梱包材使用量
  • ※5 売上高当り物流梱包材使用量(指数)は基準年を100とした場合の数値
  • ※6 2017年の九州北部豪雨、2018年の西日本豪雨による補給部品の出荷増や部品の大型化により、梱包材の使用量が増加しました。

水使用量の低減と有効活用

2020年度目標達成に向け、TG-ESCO(現地・現物にて低減活動を行う専門チーム)活動による改善を図っています。2018年度は使用量ロス、漏れの改善などを行い、2012年度比で24%低減しました。

また、よりきれいな排水の実現と水のリサイクル率を高めていくよう、より処理能力の高い排水処理施設へ計画的に更新しています。2018年度は、森町工場の排水処理施設を更新しました。今後も高まる水の重要性を踏まえて、地域事情に応じた水使用量の低減と排水の管理を進めていきます。

■水使用量・売上高当り水使用量(指数)※7

国内連結

国内連結

豊田合成(株)

豊田合成(株)

海外関係会社

海外関係会社
  • ※7 売上高当り水使用量(指数)は基準年を100とした場合の数値
事例

食堂洗い場の水使用量低減

森町工場の食堂洗い場に設置されている食器の汚れを洗い流すシャワーヘッドを、節水・高水圧タイプに変更し、水使用量を約60%低減しました。今後も、水の効率利用や使用量低減を進めていきます。

雨水利用による水使用量低減

当社グループの豊信合成(株)では、工程の循環水やグリーンカーテン、リフレッシュスぺースの植物への水やりに雨水を利用し、水使用量を約3%低減しました。