豊田合成株式会社（本社：愛知県清須市、社長：小山享）の仕入先様が構成する「協和会」^※により、各社が持つ生産技術などの得意分野をパネルや実物（製品）で当社に紹介いただく「勝ち技展示会」が初めて開催されました。

当社と仕入先様とはオープンで対等な関係を基本に、製品開発や人材育成、環境負荷低減などにおける連携を通じて相互の企業体質の強化に努めています。協和会の仕入先様21社が参加した今回の展示会では、BEV（電気自動車）の電池やモーターを冷却する樹脂製の冷水パイプの成形に最適な工法、AIによる画像解析を用いた外観検査装置に加え、カーボンニュートラルに向けた取り組みや生産工程での廃棄物低減など、計40事例が紹介されました。今後、仕入先様が培ってきた知見を当社製品の付加価値向上に活かすなど、双方の競争力強化につなげていきます。

なお、当社は2020年10月から、仕入先様などの経営者の方々を対象とした「経営困りごと相談室」を開設、自動車業界の動向などに造詣の深いメンバーが、経営課題の相談に対して、実効性の高い解決策をアドバイスするなど、仕入先様のサポートにも力を入れています。今後も、日本のモノづくりを根底から支える仕入先様とのパートナーシップを深化させながら、持続的な成長を目指していきます。

展示会の概要

展示会の様子