豊田合成株式会社 豊田合成株式会社

ニュースリリース・
お知らせ

  1. HOME
  2. ニュースリリース・お知らせ
  3. 軽油代替燃料「リニューアブルディーゼル燃料」の実証実験に参加

2023年10月12日

~サプライチェーン全体でのカーボンニュートラル実現に向けて~

軽油代替燃料「リニューアブルディーゼル燃料」の実証実験に参加

EN Ver.

豊田合成株式会社(本社:愛知県清須市、代表取締役社長 兼 CEO:齋藤克巳)は、長期環境目標である「2050年までのサプライチェーン全体でのカーボンニュートラル実現」に向け、物流におけるCO2削減の取り組みとして、グループ会社であるTGロジスティクス株式会社(本社:愛知県一宮市、代表取締役社長:堀江 亮)において、トラックの軽油の代替燃料である「リニューアブルディーゼル燃料」(以下「RD燃料」)の有効性を確認する実証実験に参加しました。

RD燃料は、廃食用油などから製造され、石油由来の燃料と比べてCO2排出を9割削減できます。使用時に排出されるCO2は、食用油などの原料の植物が成長する際に吸収した分だけで、大気中のCO2総量は増えない上に、車両や給油設備を変更せず導入できるため、輸送分野での更なる利用拡大が期待されています。

今回、TGロジスティクスでは、国内でRD輸送や給油などのサプライチェーンを構築している伊藤忠エネクス株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長CEO:吉田 朋史)と協業した実証実験用に、既存トラック(軽油車)の1台をRD燃料専用として使用を開始しました。当車両は、一宮市と名古屋港の2つの物流センター間を繋ぐルートを約3,000キロ/月走行し、CO2削減量は約26トン/年に相当します。

TGロジスティクスでは、現在55台のトラックを保有しており、今回の実証実験の結果を踏まえて本格的な導入を検討します。今後も豊田合成グループは、仕入先様などとも提携し、2050年までのカーボンニュートラルへの取り組みを推進していきます。

RD燃料専用トラック(11トン)

RD燃料専用トラック(11トン)

一覧ページに戻る

PAGE
TOP