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2023年11月07日

「からくり改善®くふう展2023」に出展

豊田合成株式会社(本社:愛知県清須市、社長 兼 CEO:齋藤克巳)と国内外のグループ会社6社は、 11月15、16日にポートメッセなごやで開催される「からくり改善®くふう展2023」に出展します。

この展示会は、歯車やバネなどのシンプルな機構の「からくり」を用いて、費用をかけずに製造現場を改善した事例紹介の場として、1994年から毎年開催されています。当社グループは、作業がしやすく、省エネな工程づくりのため、からくり改善に取り組んでおり2010年から毎年出展しています。

今年は計15作品を出品します。

※「からくり改善®」は、公益社団法人 日本プラントメンテナンス協会の登録商標です。

1.展示会の概要

・日時   :

11月15日(水)10:00~16:30
11月16日(木)10:00~16:00

・場所   :

ポートメッセなごや 第3展示館

・出展企業 :

86社

・作品数  :

351点

・主催   :

公益社団法人 日本プラントメンテナンス協会

2.当社およびグループ会社6社の出展概要(15作品)

表は左右にスクロールできます

会社名作品名作品概要
豊田合成(株) あがってなんぼ 25kgの材料をタンクに投入する際、テコを利用して既定の高さまで一踏みで持ち上げ、軽い力で材料を投入できる台車。
ねじ欲しいだけ補給君 ロボットのネジ締め作業時にネジを自動供給できる。動力を隣接する設備からもらい、磁石を利用して必要分だけ供給する。
置いたら回る君 組付者から検査者へ製品を受け渡す際の一時置き台を工夫し、受け渡し時の歩行を削減。疲労軽減とスピード化を実現。
ダブルでゲット! 空の部品供給トレーが3枚溜まると、取り出しやすい高さまで自動で上げてくれる運搬台車。疲労を低減し、ケガを防止。
乗せるとロック 水素タンクの検査時、治具に載せるだけで製品を自動で固定。検査が終了すると、指一本でロックを外して取り出せる。
箱ベータ― 完成品を入れた箱をシューターに流すだけで次の空箱が用意される。ダンパーなどを活用し、静音化と省スペース化に注力。
豊田合成日乃出(株) 皇帝の名に恥じない 裏表バラバラのワークの整列作業をからくりで自動化。
豊田合成東日本(株) 一石三鳥 1つのレバーを動かすだけで、台車に仕込んだ3つの動作(ロック/アンロック、自動ブレーキ、旋回性能向上)を実現。
豊田合成九州(株) 楽ちん検査治具 複数のからくりを用いて、組付後、検査台に製品を移動させる際の歩数を11歩から4.5歩に削減。
楽々シューター 手で空箱を上段から下段シューターに返却していたが、レバーを引くだけで下段に返却、次の空箱も自動でセット。
豊田合成タイランド(株) ボルト供給観覧車 ネジ締めロボットに高価で大きなパーツフィーダーを使わず、磁石を利用してボルトを供給。表裏を判別する機構も搭載。
クリップ一発嵌合 これまで人力でワークにクリップを一個ずつ付けていたのが、からくりを使って一度に7個のクリップを嵌合させられる。
豊田合成(佛山)
汽車部品有限公司
腰曲げ不要楽ちん部給 製品の箱詰め作業で、歯車の活用で、一押しで空箱を準備。腰を曲げて空箱を取らずに済むようにした。
組付×部給一石二鳥 2部品の合体作業をからくりで自動化。
天津豊田合成有限公司 乗ったら、その場で詰めて搬送完了装置 部品供給作業時、踏み台にからくりを仕込むことで、そこに人が乗っただけで自動で箱が持ち上がり、払出しができる。

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