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2024年01月26日
米国で自動車用の内外装部品の生産能力を強化
豊田合成株式会社(本社:愛知県清須市、社長 兼 CEO:齋藤克巳)は、重点市場である北米における自動車用の内外装部品の販売拡大に対応するため、米国の子会社であるTGミズーリ株式会社(TGMO)とTGケンタッキー有限責任会社(TGKY)の生産能力を強化します。
今後、カーメーカーが投入する電気自動車(BEV)など多種多様なクルマの進展を見据え、車両のフロント・リア部を構成する各種大型塗装品などにおいて、幅広いバリエーションの製品を供給できる体制を整備します。
工場の建屋を拡張し、省エネ効果の高い電動大型成形機や高効率な塗装設備などを導入。また、製品の組付け・搬送の自動化や生産工程を一元管理するIoTシステムなど、当社で最新の生産技術を盛り込むとともに、工場内の生産レイアウトを最適化し、生産性の向上を図ります。
当社は、中長期経営計画(2030事業計画)で北米を重点市場と位置づけており、今後も北米での開発・生産体制を拡大し、同市場におけるお客様のニーズに柔軟かつ迅速にお応えしていきます。
生産能力を強化するTGMOとTGKYの概要
表は左右にスクロールできます
社名 | TGミズーリ株式会社 | TGケンタッキー有限責任会社 | ||
設立 | 1986年4月 | 1997年11月 | ||
資本金 | 3,000万米ドル | 5,400万米ドル | ||
株主 | 豊田合成ノースアメリカ(株)※1 80%、三井物産(株) 20% | 豊田合成ノースアメリカ(株) 100% | ||
工場名 | ペリビル工場(本社工場) | インディアナ工場 | ― | |
所在地 | ミズーリ州ペリビル | インディアナ州ニューアルバニー | ケンタッキー州レバノン | |
生産品目 | 内外装部品 セーフティシステム製品 |
内外装部品 | 内外装部品 機能部品 |
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面積 | 土地 | 約995,000m2 | 約102,000m2 | 約327,000m2 |
建屋 | 約120,000m2 拡張後 約123,000m2 |
約26,000m2 | 約58,000m2 拡張後 約66,000m2 |
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従業員数 | 1,715名(2023年12月末) | 379名(2023年12月末) | 1,057名(2023年12月末) | |
投資額 | 2,100万米ドル(約31億円※2) | 3,890万米ドル(約57億円※2) | ||
主な導入設備 | 成形機、組付装置、協働ロボット、自動搬送機(AGV) | 成形機、組付装置 | 成形機、塗装設備、協働ロボット、自動搬送機(AGV) | |
稼働時期 | 2025年12月予定(今回拡張分) |
※1 当社グループの米州統括拠点
※2 1ドル=146円で計算(2024年1月15日現在)
北米における内外装部品の生産体制