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2024年07月26日
人工衛星のエンジンを開発するスタートアップ「Letara社」に出資
豊田合成株式会社(本社:愛知県清須市、社長 兼 CEO:齋藤克巳)は、人工衛星用のエンジンを開発するLetara株式会社(本社:札幌市、共同代表取締役:平井翔大、Landon KAMPS)に出資しました ※1。
Letara(レタラ)社は、人工衛星が打ち上げ後により望ましい軌道へ移動できるエンジンを開発する北海道大学発のスタートアップです。プラスチックと酸化剤を用いた燃料の技術により、宇宙では困難な安全性と推進力を両立する※2ことで、宇宙空間で課題となっている人工衛星同士の衝突や宇宙ゴミの回避、さらには、月などにステーションが建設される未来における安全かつ自由な移動の実現を目指しています。
当社は、自動車産業が業界の垣根を越えて大きく変化しつつある中、持続的な事業成長の実現を目指し、既存事業にとらわれない新規領域への開拓を進めています。同社が展開する宇宙関連ビジネスは、今後成長が見込めることから、将来的に当社の技術が活かせる分野の探索を見据え、同分野での知見を高めるために出資しました。
※1 出資時期は2024年6月。なお、本件は当社コーポレートベンチャーキャピタルの専門組織(ベンチャー投資企画室)を通じた投資です。
※2 環境の厳しい宇宙空間では使用できる燃料の種類が限られている。
Letara社の概要
社名 | Letara株式会社 |
所在地 | 北海道札幌市北区北21条西12丁目2 北大ビジネススプリング307号室 |
代表者 | 共同代表取締役 平井翔大、Landon KAMPS |
設立 | 2020年6月 |
Letara社が開発する人工衛星向けの
推進エンジンと燃料