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2024年09月16日
~水素がより身近なエネルギーとなることを目指して~
豊田合成の高圧水素タンクが持ち運び可能な「ポータブル水素カートリッジ」に採用
豊田合成株式会社(本社:愛知県清須市、社長 兼 CEO:齋藤克巳)が生産する高圧水素タンクが、トヨタ自動車株式会社(以下、トヨタ自動車)が開発した「ポータブル水素カートリッジ」に採用されました。
水素は使用時にCO2を排出しない次世代のエネルギーとして、脱炭素社会の実現に向けて普及が期待されています。現在、モビリティや工場での利用が進みつつありますが、将来的に暮らしの隅々までに行き渡らせるには、生活圏内まで水素を安全に運ぶ手段が求められています。
ポータブル水素カートリッジは、水素を安全かつ手軽に持ち運び、各種機器に装着できるため、水素を燃焼させる水素調理器や燃料電池と組み合わせた電源など、幅広い用途での水素エネルギーの利用を可能にします。その内部に使用されている高圧水素タンクには、燃料電池車のMIRAI向けに当社とトヨタ自動車が開発した水素貯蔵技術が応用されています。
当社は、各種モビリティや暮らしの幅広い分野における水素利用のニーズに応じたタンクの提供を通じて、今後も水素社会の実現に貢献していきます。
<ポータブル水素カートリッジ(提供:トヨタ自動車)>
国内向け
欧州向け
ご参考:ポータブル水素カートリッジについてはトヨタイムズをご覧ください
[https://www.youtube.com/watch?v=-X5DiSMLFEI]
<今回採用された高圧水素タンク>
<参考:水素社会の実現に向けた、水素タンク適用拡大のイメージ>