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2024年09月30日
全方向移動が可能な搬送ロボットを開発する スタートアップ、「TriOrb社」に出資
豊田合成株式会社(本社:愛知県清須市、社長 兼 CEO:齋藤克巳)は、製造現場の生産性向上に向けてスムーズな全方向移動が可能な搬送ロボットを開発する株式会社TriOrb(本社:北九州市、代表取締役CEO:石田秀一)に出資しました※1。
TriOrb(トライオーブ)社はAISolスタートアップ認定※2を受けた九州工業大学発の企業です。同社は、一般的なタイヤを球体に変更することで、スムーズに全方向へ移動できる搬送ロボットと自律走行用のソフトウェアを開発しています。従来のタイヤでは走行困難な狭いスペースや段差の多い走行環境でも移動できる搬送ロボットを、製造現場の多様なロボットに組み合わせることで、人手不足や重労働作業などの社会課題を解決することを目指しています。
当社は、中長期経営計画(2030事業計画)に基づく成長戦略を支える取り組みとして、モノづくり革新を通じた生産現場の競争力の強化を進めています。製造工程の自動化・効率化への取り組みの一環としてTriOrb社の技術を活用することを視野に、同社に出資しました。
※1 出資時期は2024年9月。なお、本件は当社コーポレートベンチャーキャピタルの専門組織(ベンチャー投資企画室)を通じた投資です。
※2 産総研グループ(国立研究開発法人産業技術総合研究所と株式会社AIST Solutionsの総称)よりTriOrb社が認定を取得。同社の事業成長を支援。
TriOrb社の概要
社 名 | 株式会社TriOrb |
所在地 | 福岡県北九州市小倉北区浅野3-8-1 AIMビル6F |
代表者 | 代表取締役 CEO 石田 秀一 |
設 立 | 2023年2月 |
資本金 | 1億円(2024年8月末時点) |
TriOrb社が開発する全方向移動ロボット