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2025年05月09日
「人とくるまのテクノロジー展 2025」に出展
豊田合成株式会社(本社:愛知県清須市、社長 兼 CEO:齋藤克巳)は5月21日から3日間、パシフィコ横浜(横浜市)で開催される「人とくるまのテクノロジー展 2025」(主催:公益社団法人自動車技術会)に出展し、モビリティの変化や脱炭素化に対応した製品・技術を紹介します。
次世代の操舵感覚をもたらす新システムに対応した「新型ハンドル」や、水素エネルギーの利用拡大を支える各種「高圧水素タンク」などを展示します。さらに、当社が大阪・関西万博に出品しているペロブスカイト太陽電池搭載の「スマートウェア」などを紹介します。

主な展示品
1. 新たなモビリティへの対応
「ステアバイワイヤシステム※用
ステアリングホイール」初出品
次世代の操縦システムに対応した先進的なデザインで、快適なドライビングに貢献するハンドル。Uターンや駐車時などでも大きく回転させる必要がないため、コンパクトでスタイリッシュな形状を採用しています。トヨタ自動車株式会社のバッテリーEV(電気自動車)「LEXUS RZ」に搭載されます。
※ ハンドルとタイヤを直接つなぐことなく、電気信号でタイヤの角度を制御するシステム。ハンドルの回転角度が小さくてもUターンなどが可能で、ドライバーの負荷低減など、快適な操作性を実現する。

LEXUS RZに採用された新型ハンドル
2. 脱炭素化への対応
「ポータブル水素カートリッジ」
初出品、「各種高圧水素タンク」
当社では、燃料電池車MIRAI向けの高圧水素タンクで培った効率的な水素の貯蔵技術を活かし、幅広い用途での水素利用を目指しています。
当社製の高圧水素タンクが使用された持ち運び可能なカートリッジ(トヨタ自動車開発)は、各種機器に装着できるため、水素調理器や燃料電池と組み合わせた電源などで水素エネルギーの利用が可能です。

MIRAI搭載の高圧水素タンク(左上)、
商用車(トラック等)向けの大型タンク(左下)、
ポータブル水素カートリッジ(右)
「廃車由来の再生プラスチック(内外装部品)」
自動車部品の材料調達からリサイクル・廃棄におけるCO2削減に向け、廃車のプラスチック部品を新車向けに再利用。独自技術により、新素材同等レベルの耐衝撃性や強度などを実現しています。

再生プラスチックを使用した内外装部品
3. その他:大阪・関西万博 出品アイテム
「ペロブスカイト太陽電池搭載の
スマートウェア」初出品
薄型・軽量などが特徴の次世代太陽電池の応用製品。衣服に貼り付け、発電した電力で冷却ファンなど様々なデバイスが使用可能です。
