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2025年08月22日
車の外装部品の「光透過技術」を開発
豊田合成株式会社(本社:愛知県清須市、社長 兼 CEO:齋藤克巳)は、外装のプラスチック部品の表面に光のサインを明瞭に表示するサイネージ機能の実用化に向け、塗装面に裏面から光を透過させる加飾技術を開発しました。
従来、塗装面の発光には無数の穴を設ける必要があり、非点灯時の見栄えが損なわれることが課題でした。今回、塗料の配合設計や膜厚制御の技術などにより、外観品質を保ちつつ光を用いた描写に成功しました。
加えて、従来は困難だったメタリック調の塗装面へのミリ波の透過技術を開発し、ミリ波レーダの搭載部位もメタリック調で統一可能となりました。新たな加飾技術により、魅力的な外観の車づくりに貢献します。
<光透過技術を用いたフロントパネル(コンセプト品)>

▼非点灯時:外観品質を維持

〔参考〕 外装部品の意匠性と機能性を両立させる当社の技術開発
表は左右にスクロールできます
技 術 | エンブレムへの ミリ波の透過 |
エンブレムへの 光の透過 |
エンブレムへの ミリ波・光の透過 |
塗装面への ミリ波・光の透過 |
実用化 | 2003年 | 2022年 | 2023年世界初※ | 2025年今回 |
製 品 | ![]() ミリ波レーダ対応エンブレム |
![]() LED発光エンブレム |
![]() 発光機能付き |
![]() 光透過技術 |
※当社調べ、2023年4月末時点。