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2025年09月30日
自然由来の超吸水性ポリマーを開発するスタートアップ「EF Polymer社」に出資
豊田合成株式会社(本社:愛知県清須市、社長 兼 CEO:齋藤克巳)は、オレンジやバナナの皮などを活用した超吸水性ポリマーを開発するEF Polymer株式会社(本社:沖縄県国頭郡、CEO:ナラヤン・ラル・ガルジャール)に出資しました※。
EF Polymer社が開発する100%自然由来の超吸水性ポリマー(EFポリマー)は、廃棄される農作物の不可食部を活用しているため環境に優しく、また、土に混ぜて土壌の保水性を向上させることで、農作物の育成において水の使用量を大幅に削減することが可能です。同社は、地球規模で深刻化する干ばつや水不足に対し、同製品の提供を通じて、持続可能な農業の実現に貢献することを目指しています。
当社は高分子(ポリマー)分野での知見を活かし、石油由来の素材であるプラスチックやゴムの資源循環に注力しています。今回、同社に出資することで、環境負荷の低い超吸水性ポリマーの普及を支援すると共に、将来的には技術的な連携も検討していきます。
※ 出資時期は2025年8月。なお、本件は当社コーポレートベンチャーキャピタルの専門組織(ベンチャー投資企画室)を通じた投資です。
EF Polymer社の概要
社 名 | EF Polymer株式会社 |
所在地 | 沖縄県国頭郡恩納村谷茶1919-1 Innovation Square Incubator |
代表者 | CEO ナラヤン・ラル・ガルジャール |
設 立 | 2020年3月30日 |
資本金 | 5億7,000万円 (2025年3月31日時点) |
EF Polymer社が開発する
自然由来の超吸水性ポリマー
農業用途に加え、化粧品や保冷剤、吸水シートなど
幅広い分野での応用を目指している