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2008年11月25日

コンパクトカー向け360°フルカバーエアバッグを開発

 豊田合成株式会社(社長 若山甫)は、「コンパクトカー向け360°フルカバーエアバッグ」を開発しました。

 今回、後方からの衝突時に後席乗員の頭部を保護する世界初の「後突エアバッグ」、前面衝突時に乗員の腰を拘束する「シートクッションエアバッグ」を新規に開発しました。これにより従来のエアバッグと共に全ての席の乗員に対し、全方位での保護性能を向上し、衝突被害の軽減に寄与するものと確信しております。 
  
  なお、今回の新規開発品はトヨタ自動車株式会社のコンパクトカー「iQ」車両開発において、トヨタ自動車と共同で開発し、後突エアバッグはリヤウインドゥカーテンシールドエアバッグ、シートクッションエアバッグは助手席シートクッションエアバッグとして、従来のエアバッグを含め9個の豊田合成製エアバッグが採用されました。
 
[開発品の概要]
 
新規開発エアバッグ
(1)  後突エアバッグ<世界初>
  後席乗員の頭上から背面にかけて展開し、天井後部やリヤガラスと頭部の衝突による衝撃を 緩和します。
 
   
(2)  シートクッションエアバッグ
  シートクッション内部で膨張しシート前側の座面を持ち上げ、乗員の腰部の前方移動を抑制し、シートベルトの働きと合わせて身体全体の保護効果を高めます。
 
 
豊田合成は今後も安全で快適なクルマ社会のため、時代のニーズを先取りした技術・製品の開発により、人々の暮らしに貢献していきます。
 


以上

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