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2013年07月08日

タイで「工場の森づくり」活動を拡大

 豊田合成株式会社(本社:愛知県清須市、社長:荒島正)のタイにおける生産子会社である
Toyoda Gosei Thailand Co., Ltd.(以下、TGT)は7月6日(土)に地域住民や取引先、TGTの従業員とその家族など約1,300名のボランティア参加により、約1万3千本の苗木を植える植樹会を実施しました。

 TGTでは既に2010年10月に、第2工場を対象とした植樹を行いましたが、2012年6月に第3工場が新たに稼働したことを契機に、今回(2回目)の植樹を行いました。

 当社および当社グループでは、地域および従業員に愛され心やすらぐ工場づくりに向けて10年間かけて「世界60拠点で60万本の植樹」を目標に「工場の森づくり」活動を推進しており、09年11月にスタートしてから現在までに国内外13拠点で植樹会を実施し、植樹した苗木本数は累計で約19万2千本を達成しました。

 当社の「工場の森づくり」活動は、
  1.工場緑化の推進(生態系保護の促進と地球温暖化対策に貢献)
  2.社員の環境意識(エコマインド)の向上と一体感の醸成
  3.地域の人々と一緒に取組むことによる地域社会との融和
をねらいに、国際的な植樹の第一人者である、宮脇昭先生(横浜国立大学名誉教授、国際生態学センター長)が提唱されている手法(以下「宮脇方式」)に従って実施しております。

 宮脇方式では、地域本来の植生種による多層構造を持つ森を作ることにより、多様な生物が息づく自然環境を育むことができ、防災機能を持ち、およそ3年後には人工的な管理が不要な「本物の森」が うまれます。

 今回の植樹種は、周辺地域の事前フィールド調査により「ヤンナー」「ターケントン」「マカモン」など13種を選定し、「混植・密植」させ「競争と共生」を図りながら「真の生物多様性」を目指します。

 なお今年度は海外(米国)1拠点、国内・国内関連会社3拠点での開催を計画し、今後もこのノウハウを世界に発信していきます。


【植樹会の様子】

植樹の様子

全体の様子
以上

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