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2000年07月17日

天津での自動車用車体シール部品合弁事業について

  豊田合成株式会社(堀篭登喜雄社長)は、鬼怒川ゴム工業(株)(以下、鬼怒川ゴム:関根俊彦社長)の関連会社である天津星光橡塑有限公司(以下、天津星光)の自動車用車体シール部品事業への資本参加について、鬼怒川ゴムならびに天津星光の出資会社である天津汽車公司(以下、天津汽車)、香港星願公司(以下、香港星願)と検討を進めてまいりましたが、このたび下記の通り合意に達しましたのでお知らせいたします。

 

1.資本参加に至るまでの経緯
  1-1. 当社は、かねてより世界一製品の一つである自動車用車体シール部品の中国市場への事業展開を検討していたところ、天津汽車より、トヨタ自動車(株)との合 弁事業認可により、合弁会社で生産を計画しているトヨタ小型車用車体シール部品の供給に関して、現在、天津汽車で生産しているダイハツ・シャレードの車体 シール部品の製造会社「天津星光」への資本参加と同時にトヨタ車向け製品の製造・供給について要請を受け、その可能性について検討してきた。
 
  1-2. 上記の要請に基づき、鬼怒川ゴム、天津星光ならびに天津星光の出資会社である天津汽車、香港星願の各社と検討を重ねてきたものが、今回、基本合意に達したもの。
 
     
2.合意内容の骨子
  2-1. 株式譲渡の内容
鬼怒川ゴムは、関連会社が天津星光に対し保有する52%の出資持分のうち10%を豊田合成に譲渡。 共同出資者の香港星願は、出資持分の30%全てを豊田合成に譲渡する。
 
  2-2. 出資比率
   
 
(豊田合成出資前)
 
(豊田合成出資後)
天津汽車
18%
18%
香港星願
30%
0%
鬼怒川ゴム※
52%
42%
豊田合成
0%
40%
(※関係会社保有)
 
  2-3. 出資金額    約 5.6億円
  
  2-4. 事業開始時期  2000年9月を目途に準備を進める。
 

 

以上

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