豊田合成（株）（堀篭登喜雄社長）は、波長３８０ナノメートルの紫色ＬＥＤ（発光ダイオード）を新たに開発し、「ＴＧ Ｐｕｒｐｌｅ」として製品化いたしました。
　 また、この紫色ＬＥＤと光触媒を組合せ、世界で初めて、画期的な脱臭性能をもつ「ＬＥＤ光脱臭　空気清浄器」を開発、トヨタ自動車（株）の協力を得て、１０月２４日に発表された「新型マークⅡ」に搭載し、販売を始めております。
　 この「ＴＧ Ｐｕｒｐｌｅ」（紫色ＬＥＤ）は、光触媒との組合せによる抗菌・脱臭機能以外に、様々な用途での製品適用が考えられ、今後、積極的な用途開発を展開してまいります。
　 ここに新製品の概要をお知らせいたします。

１． 『ＴＧ Ｐｕｒｐｌｅ』 　 　 窒化ガリウム系化合物半導体で、波長が３８０nm （ナノメートル＝100万分の１ミリメートル）で 光触媒が効率的に作用する光波長を有する。 　　　　　　　　　　　　　 ※光触媒の脱臭原理は、 　 資料をご参照ください。（約246kPDF） 　 ２． 『ＬＥＤ光脱臭空気清浄器』の特長   　 世界で初めて、紫色ＬＥＤと光触媒を組合せたことにより 画期的な脱臭性能の実現と脱臭効果の長寿命化を達成 光源のＬＥＤ化と多翼ラジアルファンの採用による本体の薄型化と低騒音化の実現 関連特許出願済み 　 ３． 適用製品の拡大 　 3-1 『ＴＧ Ｐｕｒｐｌｅ』 光触媒との組合せによる抗菌・脱臭機能を活用した用途開発 検査機器類の光源としての用途開発 蛍光体と組合せることによる、各種照明機器としての用途開発 　     　 3-2. 『ＬＥＤ光脱臭空気清浄器』 　 　 他車種への搭載を目指した販売活動の展開 住宅分野への展開

以上