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2001年09月28日
青色発光ダイオード(LED)に関する特許に基づいて
日亜化学工業株式会社を提訴
豊田合成株式会社(松浦剛社長)は、下記の特許に基づいて、本日、日亜化学工業株式会社に対し、同社が製造販売する窒化ガリウム系発光ダイオードの製造及 び販売の差し止めを請求する訴訟を大阪地方裁判所に提起しました。この特許については、既に報道されているとおり、最高裁判所が、本年9月14日、特許庁 の無効審決を取り消す旨の東京高裁の判決に対する日亜化学工業(株)の上告を棄却し、当社が勝訴しました。 この特許は、ダブルヘテロ構造の発光素子であって、発光層をノンドープとすることにより、発光効率を向上させることができる、素子の基本的な構造に関す るものです。尚、東京地方裁判所に係属しておりましたこの特許に基づく製造・販売差し止め訴訟は、対象物件が現在販売されていない製品であると判断しまし たので、本日、請求の取下げをしました。当社としては、既に日亜化学工業(株)とは、多数の特許等について係争中でありますが、当社は、日亜化学工業 (株)に先駆けて青色発光ダイオードの開発を行ってきたパイオニア的企業であり、今後も当社が保有する知的財産権に基づいて、正当な主張をしていく所存です。
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以上
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