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2017年02月21日
~温暖化防止に向け、クリーンエネルギーの利用を推進~
森町工場に液化天然ガス設備を導入
豊田合成株式会社(本社:愛知県清須市、社長:宮﨑 直樹)は、このたびウェザストリップなどの自動車用ゴム部品を生産する森町工場(静岡県周智郡森町)に液化天然ガス(LNG)設備を導入し、ボイラー燃料を重油からLNGに転換しました。2018年2月までに、生産工程の加熱炉で使用している液化石油ガス(LPG)もLNGに転換し、二酸化炭素(CO2)の年間排出量を約2,000トン低減します。
当社は長期環境目標である「TG2050環境チャレンジ」(2016年2月策定)において、2050年までにCO2排出量を極小化することなどを目指しています。その一環※1として今回、他の化石燃料と比べ、燃焼時にCO2の排出が少なく、大気汚染の原因となる硫黄酸化物(SOx)や窒素酸化物(NOx)の発生も少ないLNGを森町工場に採用しました※2。
豊田合成グループは、ゴム・樹脂の専門メーカーとして車の軽量化などに貢献する製品開発に注力すると共に、全事業活動を通して環境保全の取り組みを強化していきます。
※1 :「TG2050環境チャレンジ」の実現に向けた5ヵ年計画である「第6次環境取り組みプラン」(2016~2020年度)では、2020年度までにCO2の年排間出量を2012年度に比べ約20,000トン低減(▲17%)することを目標に掲げています。
※2: 環境省の平成28年度ASSET事業(先進対策の効率的実施によるCO2排出量大幅削減事業設備補助事業)の対象です。
〔森町工場に導入したLNG設備の概要〕
1. 主な設備 | ・LNGタンク (100kL×1基) ・LNG焚き蒸気ボイラー (2.5t/h×5基) |
LNGタンク外観 |
2. 稼働開始時期 | 2017年2月 | |
3. CO2低減効果 | 約2,000 t-CO2/年 (森町工場のCO2総排出量の約8%相当) |
4. エネルギー供給フロー図(イメージ)
従来 | 今後(2017/2~) |
以上