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2001年11月01日

アルミホイールと樹脂部品を組み合わせた

「ハイブリッドホイール」の開発

 豊田合成株式会社(松浦剛社長)は、トピー工業株式会社(杉山修美社長)と共同で、アルミホイールでは表現しきれない装飾を樹脂部品と組み合わせることで、双方の素材の特徴を生かした新しい意匠の世界を実現する「ハイブリッドホイール」を開発しました。
 
 これまでのアルミホイールは、そのデザ インとともに切削加工による光輝仕上げや全面メッキといった鏡面仕様によって意匠性の向上を図ってきました。しかしながら、ホイール凹部への研磨加工、特 定部分に限定したメッキ加工等は技術的に困難であり、デザインが制約されるという難点がありました。

ハイブリッドホイールは、その機能を強度・剛性を持たせるアルミホイール部分と意匠性を表現する加飾部分に分解し、従来のイメージを覆すデザインを実現す ることを目指して開発された商品です。意匠を樹脂部品で表現することで、ホイールトータルでの意匠性の向上も可能となり、アルミと加飾部品の組み合せによ り斬新なデザインを実現することができました。

 さらに、樹脂部品の形状や表面処理にバリエーションを加え、これを交換することによって1種類のアルミホイールで複数の意匠ホイールを生み出すことが可能であり、幅広い車種への適用を想定することができます。

 また、ベースとなるアルミホールは樹脂部品の組み付けを考慮した設計で、意匠や加工工程による制約が解消され、軽量化(約8%程度)も可能です。さらに、現行メッキホイールに比べ、大幅な低コスト化も同時に達成しています。
今後、当社とトピー工業(株)は、共同でハイブリッドホイールの量産化を図るとともに、バリエーションの拡大を目指します。

なお、「ハイブリッドホイール」は、10月27日(土)から幕張メッセで開催されている第35回東京モーターショーの当社およびトピー工業(株)のブースで展示しています。
以上

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