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2002年04月24日

青色発光ダイオード(LED)特許に関する

東京高裁の異議決定取消請求訴訟の判決について

  豊田合成株式会社(松浦剛社長)ら(以下、「豊田合成」という)は、豊田合成が保有する窒化ガリウム系化合物半導体発光素子に関連する特許のうち、下記特 許権に関する平成10年異議第71450号(異議申立人:高木栄、シャープ(株)、増成孔也、言上惠一)について、特許庁が下した平成11年10月1日付 「特許取消決定」を不服として、東京高等裁判所に異議決定の取消を求める訴訟を提起しておりました(平成11年(行ケ)第398号)。
 本件につき、本日(4月24日)、東京高等裁判所第13民事部(篠原勝美裁判長)は、「請求を棄却する」旨の判決を言い渡しました。
 東京高等裁判所において豊田合成の主張が認められなかったことは残念です。今後の対応につきましては、判決の内容をよく検討して決定する所存です。
尚、この特許は日亜化学工業株式会社との一連の侵害訴訟の対象ではありません。

 
1.対象権利(特許第2658009号)
  (1) n型の窒化ガリウム系化合物半導体から成る第1層と、p型不純物を添加した窒化ガリウム系化合物半導体から成る第2層とを有する窒化ガリウム系化合物半導体発光素子において、
  (2) 前記第1層の電極はAl、Ti又はそれを含む合金から成り、
  (3) 前記第2層の電極はNi又はNiを含む合金から成ることを特徴とする
  (4) 窒化ガリウム系化合物半導体発光素子。
以上

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