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2019年05月15日
~内外装部品のモジュール開発を加速~
山形県のスタートアップ「IMUZAK社」に出資
豊田合成株式会社(本社:愛知県清須市、社長:宮﨑直樹)は、自動運転時代に対応した内外装部品のモジュール開発を加速させるため、光学設計・評価に強みを持つ株式会社IMUZAK(本社:山形県山形市、社長:澤村一実)に出資しました。
今後、自動運転技術の進展に伴って、周囲の車や歩行者、道路形状などの周辺環境を認識するためのセンシング機能や、車と人がコミュニケーションするためのHMI機能を搭載した部品が増えていくと見込まれます。この潮流を踏まえ、当社は、長年手がけてきたフロントグリルやコックピット、ハンドルなどの内外装部品に、センサなどの電子部品を融合し、安全・快適を支える機能と魅力的なデザインを両立する「モジュール製品」の開発を進めています。
当社はIMUZAK社への出資により、同社の光学分野における知見を組み合わせ、LIDAR※で用いる赤外線を透過する外装部品や、機器操作に光を活用する内装部品の開発など、新価値の創出を進めていきます。
なお、今回の出資は、当社が2019年1月に新設したコーポレートベンチャーキャピタルの専門組織(ベンチャー投資企画室)による投資の第1号案件であり、出資額は5,000万円、出資後の出資比率は19.1%です。
※Light Detection and Rangingの略。赤外線のレーザ光を照射し、対象物に反射されて戻ってくる時間によって距離と 方向を測るセンサ。同様の仕組みを用いて距離・方向を測るミリ波レーダに比べ、短い波長の電磁波を用いるため、 空間分解能が高い(対象物を細かく感知できる)のが特長。