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2019年08月29日
豊田合成、AIのスタートアップ「トライエッティング社」に出資
豊田合成株式会社(本社:愛知県清須市、社長:宮﨑直樹)は、材料開発の迅速化に向けて人工知能(AI)を活用するため、株式会社トライエッティング(本社:名古屋市、社長:長江祐樹)に出資※1しました。
同社は、各種ソフトなどを統合したAIプラットフォームを提供する名古屋大学発のスタートアップで、AIやビッグデータを駆使して新たな材料を迅速に開発するマテリアルズ・インフォマティクスなどに強みを持ちます。
当社は、CASE※2など新技術の進展による加速度的な事業環境の変化に対応するため、コア技術のゴム・樹脂部品に、センサなどの電子部品を融合することによる製品の高付加価値化を進めており、電子技術に対応した高機能材料の開発も急務となっています。
今回の出資により、当社が長年培った材料設計の知見にトライエッティング社のAI技術を組み合わせ、材料の無数の配合パターンなどの素早いシミュレーションを可能にします。これにより当社は、LiDAR※3などのセンサに用いる高機能材料などの開発スピードを加速させていきます。
※1 出資額は5,000万円。
※2 Connected (インターネットへの接続)、Autonomous (自動運転)、Shared (カーシェア)、Electric (電動化)の略。
※3 赤外線レーザを照射し、対象物に反射されて戻ってくる時間によって距離と方向を測る装置。
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