豊田合成株式会社（本社：愛知県清須市､社長：宮﨑直樹）は、ドイツの生産子会社である豊田合成メテオール（以下｢TGM｣）の株式を同国の事業ファンドの傘下企業であるSCUR-Alpha1123社（AEQPH社に社名変更予定、以下｢AEQPH社｣）に全株譲渡します。

これまで当社は、将来にわたる持続的な成長の実現に向けた取り組みの一環として、各地域の収益構造改革を進めてきましたが、欧州事業では苦戦が続いており、改善策を検討した結果、このたびTGMの全株式を譲渡することを決定しました。これに伴い､TGM及びTGMの子会社であるメテオールシーリングシステムは当社の連結子会社から除外されることとなります。譲渡･経営権移転の手続きについては2019年12月末までに完了予定です。

なお､今回の株式譲渡などに伴う費用は210億円で､2020年3月期の決算に事業整理損失として計上する予定です。2020年3月期の連結業績予想については、本日公表した｢業績予想の修正に関するお知らせ｣をご覧ください。

当社は2025事業計画（中長期経営計画）において｢伸びる市場･伸ばせる分野へ重点戦略｣を活動の柱の1つに掲げ、成長する市場や製品領域への経営資源の重点配分を進めています。今後も、加速度的な事業環境の変化に柔軟かつ迅速に対応し、将来にわたる持続的な成長の実現を目指していきます。

譲渡する会社の概要

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