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2021年04月23日
~車の安全を支える製品の需要拡大に対応~
中国子会社の生産能力を強化
豊田合成株式会社(本社:愛知県清須市、社長:小山享)は、中国における「ミリ波レーダ対応エンブレム」と「インフレータ(エアバッグ用ガス発生装置)」の需要拡大に対応するため、同国子会社である豊田合成(張家港)科技有限公司(以下、張家港TG)での生産を開始しました。
「ミリ波レーダ対応エンブレム」は、車両周囲の状況を検知する電波(ミリ波レーダ)を透過する特殊なエンブレムで、自動運転などを支える製品として搭載が増えています。また「インフレータ」も、世界各地の安全規制強化を背景とするエアバッグ生産の拡大により需要が伸びています。従来、これらの製品は、取引先や中国国外の当社グループ会社から調達してきましたが、新たに中国の当社拠点での生産を開始することで、コスト競争力を高めると共に、お客様への供給能力を拡大します。
なお、張家港TGの年間生産能力は、「ミリ波レーダ対応エンブレム」が約60万個、「インフレータ」※が約230万個となります。
今後も当社は、世界最大の自動車市場である中国を重点地域に据え、安全・安心を支える付加価値の高い製品の販売拡大を目指していきます。
※ 当社ではインフレータを主に株式会社ダイセルおよび日本化薬株式会社から購入しているほか、一部を社内で生産している。
張家港TGの概要
社名 | 豊田合成(張家港)科技有限公司 |
設立 | 2003年10月 |
所在地 | 江蘇省 張家港保税区中華路 113号 |
資本金 | 5,109万米ドル |
面積 | 土地 約180,000m2 建屋 約51,000m2 |
生産品目 | セーフティシステム製品、内外装部品 等 |
従業員数 | 833名(2021年3月末) |
ミリ波レーダ対応エンブレム
インフレータ